VSLangProj 名前空間
VSLangProj100 名前空間は、Visual Basic および Visual C# のプロジェクト固有のオートメーション モデル オブジェクトの最近更新された型およびメンバーを表します。VSLangProj、VSLangProj2、VSLangProj80、および VSLangProj90 には、以前のバージョンの型およびメンバーが含まれています。
解説
Visual Studio には、主要なプロジェクト オートメーション モデルが用意されていますが、このモデルは、本来、Visual Studio ですべての言語に対応するように、汎用的で柔軟です。しかし VSLangProj アセンブリを利用することで、より充実したプロジェクト オートメーション モデルが得られ、基本的なプロジェクト モデルでは提供されていない言語別の機能にプログラムからアクセスできるようになります。
現在、VSLangProj には次の 5 種類のバージョンがあります。
VSLangProj90
VSLangProj100
VSLangProj2 および VSLangProj80 は、元の VSLangProj 名前空間から発展しました。VSLangProj2 は Visual Studio 2003 で、VSLangProj80 は Visual Studio 2005 で、VSLangProj90 は Visual Studio 2008 でそれぞれ導入されました。
以前のバージョンの Visual Studio で作成された元の VSLangProj アセンブリやリスク回避コードを変更するのではなく、新しいバージョンのアセンブリに対して変更が行われました。これらのアセンブリに含まれる型およびメンバーは、元の VSLangProj アセンブリから派生しています。
たとえば、VSLangProj には Reference オブジェクトがあります。追加および変更を含む更新されたバージョンの Reference は、VSLangProj2 アセンブリ内にあり、Reference2 という名前が付いています。Reference2 の更新は、VSLangProj80 アセンブリ内の Reference3 オブジェクトにあります。