/warnaserror (C# コンパイラ オプション)
/warnaserror+ オプションは、すべての警告をエラーとして扱います。
/warnaserror[<U>+</U> | -][:warning-list]
解説
通常は警告としてレポートされるメッセージがエラーとしてレポートされ、ビルド処理が中断します。出力ファイルはビルドされません。
既定では、警告が出力ファイルの生成を妨げない、/warnaserror- が有効です。/warnaserror+ と同じ機能を持つ /warnaserror は、警告をエラーとして扱います。
また、エラーと見なす警告の番号をコンマ区切りで指定することにより、一部の特定の警告だけをエラーとして扱うこともできます。
コンパイラで表示する警告のレベルを指定するには、/warn を使用します。特定の警告を無効にするには、/nowarn を使用します。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ] ページを開きます。
[ビルド] プロパティ ページをクリックします。
[警告をエラーとして扱う] プロパティを変更します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには、「TreatWarningsAsErrors」を参照してください。
使用例
in.cs をコンパイルし、コンパイラで警告を表示しないようにする例を次に示します。
csc /warnaserror in.cs
csc /warnaserror:642,649,652 in.cs