次の方法で共有


ダイアログ ボックス

[リソース インクルード] ダイアログ ボックスを使用すると、プロジェクトの .rc ファイルのすべてのリソースと Resource.h のすべてのシンボルについて、環境での通常作業時の格納の配置状態を変更できます。

[リソース インクルード] ダイアログ ボックスを開くには、リソース ビューで .rc ファイルを右クリックし、ショートカット メニューの [リソース インクルード] をクリックします。

  • [シンボル用のヘッダー ファイル]
    リソース ファイルのシンボル定義が格納されているヘッダー ファイルの名前を変更できます。詳細については、「シンボル ヘッダー ファイル名の変更」を参照してください。

  • [読み取り専用ヘッダー ファイル]
    編集セッション中に変更されないようにするシンボルを格納するヘッダー ファイルをインクルードできます。たとえば、複数のプロジェクト間で共有されるシンボル ファイルをインクルードできます。また、MFC の .h ファイルもインクルードできます。詳細については、「共有シンボル (読み取り専用) または計算型シンボルのインクルード」を参照してください。

  • [コンパイル時に追加するファイル]
    メイン リソース ファイルのリソースとは別に作成および編集されるリソース ファイル、コンパイル時ディレクティブ (条件付きでインクルードされるリソース) を格納するリソース ファイル、またはカスタム形式のリソースを格納するリソース ファイルをインクルードできます。また、[コンパイル時に追加するファイル] ボックスを使用すると、標準の MFC リソース ファイルもインクルードできます。詳細については、「コンパイル時のリソースのインクルード」を参照してください。

    [!メモ]

    これらのテキスト ボックスのエントリは、.rc ファイルでそれぞれ TEXTINCLUDE 1、TEXTINCLUDE 2、および TEXTINCLUDE 3 というマーク付きで表示されます。詳細については、「テクニカル ノート 35: Visual C++ における複数のリソース ファイルとヘッダー ファイルの使用」を参照してください。

[リソース インクルード] ダイアログ ボックスで変更したリソース ファイルの変更内容を有効にするには、.rc ファイルを閉じてから再び開く必要があります。詳細については、「コンパイル時のリソースのインクルード」を参照してください。

マネージ プロジェクトにリソースを追加する方法については、『.NET Framework 開発者ガイド』の「アプリケーションのリソース」を参照してください。マネージ プロジェクトにリソース ファイルを手動で追加する方法、リソースへのアクセス方法、静的なリソースの表示方法、およびリソース文字列をプロパティに割り当てる方法については、「チュートリアル : Windows フォームのローカリゼーション」および「Walkthrough: Using Resources for Localization with ASP.NET」を参照してください。

要件

Win32

参照

処理手順

方法: リソースのインクルード ディレクトリを指定する

関連項目

シンボル : リソース識別子

リソース ファイル (Visual Studio)

リソース エディター