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サポートされているコード変更

エディット コンティニュでは、ほとんどの種類のコード変更を処理できます。ただし、一部の変更はプログラムの実行中に適用できません。これらの変更を適用するには、プログラムの実行を中断し、新しいバージョンのコードをビルドする必要があります。

デバッグ セッション中に適用できない C/C++ の変更は、次のとおりです。

  • グローバル データまたは静的データに対するほとんどの変更

  • ほかのコンピューターからコピーし、ローカルにビルドしていない実行可能ファイルに対する変更

  • オブジェクトのレイアウトに影響を与えるデータ型に対する変更 (クラスのデータ メンバーなど)

  • 64 KB を超える新しいコードまたはデータの追加

  • 命令ポインターの前にコンストラクターを必要とする変数の追加

  • ランタイム初期化を必要とするコードに影響を与える変更

  • 一部のインスタンスでの例外ハンドラーの追加

  • リソース ファイルに対する変更

  • 読み取り専用ファイル内のコードに対する変更

  • 対応する PDB ファイルを持たないコードに対する変更

  • オブジェクト ファイルのないコードに対する変更

上のいずれかの変更を行った後にコード変更の適用を試みると、[出力] ウィンドウにエラー メッセージまたは警告メッセージが表示されます。

  • エディット コンティニュでは、スタティック ライブラリは更新されません。スタティック ライブラリに変更を加えた場合、変更前のスタティック ライブラリで実行が継続され、警告は表示されません。

サポートされていないシナリオ

C/C++ の場合は、次のデバッグ シナリオでは使用できないため、エディット コンティニュは:

  • デバッグの Windows ストア apps またはコンポーネント。

  • Windows 98 でのデバッグ

  • 混合モードでの (ネイティブ/マネージ) デバッグ

  • JavaScript のデバッグ。

  • SQL デバッグ

  • ダンプ ファイルをデバッグします。

  • 未処理の例外を受け取った後のコード編集 ([ハンドルされていない例外で呼び出し履歴をアンワインドする] オプションがオンでない場合)

  • [デバッグ] メニューの [開始] をクリックしてアプリケーションを実行する代わりに [アタッチ先] を使用して行うアプリケーションのデバッグ

  • 最適化されたコードのデバッグ

  • 対象が 64 ビット アプリケーションである場合のデバッグや管理されるネイティブ コード。エディット コンティニュを使用する場合は、デバッグ対象を x86 に設定する必要があります ([プロジェクト][プロパティ][コンパイル] のタブ、[Advanced Compiler] の配置。)

  • ビルド エラーによって新しいバージョンのビルドが失敗した後の旧バージョンのデバッグ

参照

関連項目

[エディット コンティニュ] ([オプション] ダイアログ ボックス - [デバッグ])

概念

エディット コンティニュ