CDocItem::IsBlank
既定のシリアル化が発生すると、フレームワークが呼び出します。
virtual BOOL IsBlank( ) const;
戻り値
アイテムが情報を持っていない場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
既定では、CDocItem オブジェクトはブランクではありません。 COleClientItem オブジェクトは、CDocItem から直接派生していますが、ブランクのときもあります。 しかし、COleServerItem オブジェクトは常にブランクです。 既定では、x 方向または y 方向に大きさを持たない COleClientItem オブジェクトを保持する OLE アプリケーションがシリアル化されます。 つまり、アイテムが x 方向または y 方向に大きさを持たないとき、オーバーライドした IsBlank が TRUE を返すことでシリアル化されます。
シリアル化中にほかの動作を実装するには、この関数をオーバーライドします。
必要条件
**ヘッダー:**afxole.h