HTML の基礎
ブラウザーのほとんどは、参照先のページの HTML ソースを調べることができます。 通常、ソースを参照すると、山形かっこ (<>) で囲まれた HTML (Hypertext markup language) タグがいくつもあり、その間にテキストがあります。
以下の手順では、HTML タグを使用して単純な Web ページをビルドします。 標準のテキストをメモ帳のファイルに入力し、多少の変更を加えてファイルを保存します。その後で、ブラウザーでページを再読み込みして変更を表示します。
HTML ファイルを作成するには
メモ帳などの標準のテキスト エディターを開きます。
[ファイル] メニューの [新規] をクリックします。
以下の行を入力します。
<HTML> <HEAD> <TITLE>Top HTML Tags</TITLE> </HEAD> </HTML>[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックし、ファイルを c:\webpages\First.htm として保存します。 エディターでファイルを開いたままの状態にします。
ファイルは、エディターで開いたままにします。ブラウザーに切り替えて、[ファイル] メニューの [開く] をクリックするか、ブラウザーの URL エディット ボックスに「file://C:/webpages/first.htm」と入力します。 "Top HTML Tags" というタイトルの空のページが表示されます。
タグは対になっており、山形かっこで囲まれていることに注意してください。 タグの大文字と小文字は区別されませんが、通常はタグが目立つように大文字が使用されます。
タグ <HTML> がドキュメントの開始を示し、タグ </HTML> がドキュメントの終了を示します。 終了タグは、必須ではありません。終了タグと開始タグは、タグの前のスラッシュ (/) 以外は同じです。 山形かっこ (<) とタグの先頭の間にはスペースを入れません。
メモ帳に戻り、</HEAD> 行の後に次のように入力します。
<BODY> HTML is swell. Life is good. </BODY>[ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックします。
ブラウザーに切り替え、ページを最新表示します。
ブラウザーのウィンドウのクライアント領域に文章が表示されます。 キャリッジ リターンが無視されていることに注意してください。 改行する場合は、最初の行の行末に <BR> タグを挿入します。
以下の手順でドキュメントのボディにテキストを追加する場合は、<BODY> と </BODY> の間に挿入します。
見出しを追加します。
<H3>Here's the big picture</H3>ページと同じフォルダーに保存されている .GIF ファイルを使用して、イメージを追加します。
<IMG src="yourfile.gif">リストを追加します。
<UL>Make me an unordered list. <LI>One programmer</LI> <LI>Ten SDKs</LI> <LI>Great Internet Apps</LI> </UL>リストに番号を付ける場合は、<UL> と </UL> の代わりに <OL> と </OL> のタグを対で使用します。
これで、HTML ファイルのビルドを開始できます。 Web ページで気に入った内容を見つけた場合は、HTML ソースを調べると、どのようにして作成されたかがわかります。 Microsoft Front Page などの HTML エディターを使用すると、単純なページでも複雑なページでも作成できます。
ビルドしたファイルの HTML ソース全体を次に示します。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Top HTML Tags</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
HTML is swell.<BR>
Life is good.
<H3>Here's the big picture</H3>
<IMG src="yourfile.gif">
<UL>Make me an unordered list.
<LI>One programmer</LI>
<LI>Ten SDKs</LI>
<LI>Great Internet Apps</LI>
</UL>
</BODY>
</HTML>
タグ、属性、および拡張機能の詳細については、以下の URL で HTML (Hypertext Markup Language) の仕様を参照してください。
http://www.w3.org/pub/WWW/MarkUp/