COleMessageFilter::SetBusyReply

[アーティクル]
08/09/2011

アプリケーションの "ビジー状態の応答" を設定します。

void SetBusyReply(
   SERVERCALL nBusyReply 
);

パラメーター

nBusyReply
列挙子 SERVERCALL の値で、COMPOBJ.H に定義されています。次の値の 1 つを指定できます。
- SERVERCALL_ISHANDLED アプリケーションは呼び出しを受け入れますが、その呼び出し中に失敗することがあります。
- SERVERCALL_REJECTED アプリケーションは、呼び出しを処理できません。
- SERVERCALL_RETRYLATER アプリケーションは、一時的に呼び出しを処理できない状態にあります。

解説

BeginBusyState 関数と EndBusyState 関数を使ってアプリケーションのビジー状態を制御します。

BeginBusyState の呼び出しでアプリケーションがビジー状態なっているとき、OLE システム DLL からの呼び出しに対して、直前の SetBusyReply の設定によって決定された値で応答します。呼び出し元のアプリケーションは、このビジー状態の応答によって次に行う動作を決定します。

既定では、ビジー状態のときの応答は、SERVERCALL_RETRYLATER です。この応答を受け取った呼び出し元のアプリケーションは、できるだけすぐに呼び出しの再試行を行うようにします。