IMPLEMENT_OLECREATE
DECLARE_OLECREATE を使用するクラスの実装ファイルに、このマクロまたは IMPLEMENT_OLECREATE_FLAGS を記述する必要があります。
IMPLEMENT_OLECREATE(class_name, external_name, l, w1, w2, b1, b2, b3, b4, b5, b6, b7, b8 )
パラメーター
class_name
実際のクラス名。external_name
ほかのアプリケーションに公開されるオブジェクト名。引用符で囲みます。l, w1, w2, b1, b2, b3, b4, b5, b6, b7, b8
クラスの CLSID のコンポーネント。
解説
注意
IMPLEMENT_OLECREATE を使用する場合、既定では、シングル スレッド モデルだけがサポートされます。 IMPLEMENT_OLECREATE_FLAGS を使用する場合は、nFlags パラメーターを使用してオブジェクトがサポートするスレッド モデルを指定できます。
外部名は、ほかのアプリケーションに公開される識別子です。 クライアント アプリケーションは外部名を使って、オートメーション サーバーからこのクラスのオブジェクトを要求します。
OLE クラスの ID は、オブジェクトごとの一意な 128 ビットの識別子です。 構文で示したように l、w1、w2、b1 ~ b8 で表される 1 つの long、2 つの WORD、8 つの BYTE で構成されます。 アプリケーション ウィザードとコード ウィザードを使用すると、必要に応じて一意な OLE クラス ID を作成できます。
必要条件
**ヘッダー:**afxdisp.h