CDatabase::SetQueryTimeout
データ ソースに接続した後、そのデータ ソースに対して実行される操作がタイム アウトになる秒数の既定値をオーバーライドします。
void SetQueryTimeout(
DWORD dwSeconds
);
パラメーター
- dwSeconds
クエリがタイムアウトになる秒数。
解説
ネットワークへのアクセスに問題があったり、クエリの処理に時間がかかり過ぎたりすることが原因で、操作がタイムアウトになる場合があります。 クエリでのタイムアウト値を変更するには、レコードセットを開く前、またはレコードセットの AddNew、Update、または Delete メンバー関数を呼び出す前に、SetQueryTimeout を呼び出します。 この設定は、この CDatabase オブジェクトに関連付けられているレコードセットに対する、その後のすべての Open、AddNew、Update、および Delete の呼び出しに影響します。 レコードセットを開いた後にクエリのタイムアウト値を変更しても、レコードセットには変更後の値が適用されません。 たとえば、値を変更してから Move 操作を実行しても、新しい値は使用されません。
クエリ タイムアウトの既定値は 15 秒です。 すべてのデータ ソースでクエリ タイムアウト値を設定できるわけではありません。 クエリ タイムアウト値 0 を設定すると、タイムアウトは発生しません。 データ ソースとの通信では、応答を停止可能性があります。 この動作は、開発時には有用です。 タイムアウト値の指定をサポートしていないデータベースの場合、トレースが出力されますが、例外は発生しません。
必要条件
**ヘッダー:**afxdb.h