toLocaleString メソッド
ホスト環境の現在のロケールに対応した値を文字列値で返します。
function toLocaleString() : String
解説
Array オブジェクトの場合、配列要素を文字列に変換し、各文字列をホスト環境の現在のロケールで指定された区切り文字で連結して返します。
Date オブジェクトの場合、toLocaleString メソッドは、現在のロケールの長い既定形式に日付データを変換し、String オブジェクトに格納して返します。
西暦 1601 から 9999 年の場合、日付はユーザーのコントロール パネルの地域設定に基づいた形式になります。
この範囲以外の日付の場合、toString メソッドの既定の形式が使用されます。
Number オブジェクトの場合、toLocaleString メソッドは、ホスト環境の現在のロケールに対応する形式の Number オブジェクトの値を表す文字列値を生成します。
Object オブジェクトの場合、toLocaleString メソッドは、オブジェクトが使用するかどうかにかかわらず、すべてのオブジェクトに汎用的な toLocaleString 機能を提供するために用意されています。
注意
toLocaleString メソッドは、ユーザーに結果を表示する目的だけで使用してください。この関数の結果はコンピューターによって異なるため、スクリプト内での処理の基準としては使用しないでください。
使用例
Array オブジェクト、Date オブジェクト、および Number オブジェクトに対して toLocaleString メソッドを実行するクライアント側コード例を次に示します。
function toLocaleStringArray() {
// Populate an array with values.
// Each value is the same as the index.
var myArray = new Array();
for(var i = 0; i <= 6; i++)
{
myArray[i] = i;
}
var s = myArray.toLocaleString();
return(s);
}
function toLocaleStringDate() {
var d = new Date();
var s = d.toLocaleString();
return(s);
}
function toLocaleStringNumber() {
var n = Math.PI;
var s = n.toLocaleString();
return(s);
}
必要条件
対象:
Array オブジェクト| Date オブジェクト| Number オブジェクト| Object オブジェクト