方法: Web パフォーマンス テストのテキスト ファイル データ ソースにスキーマ定義を追加する
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Web パフォーマンス テストをテキスト ファイル データ ソースにバインドできます。 コンマ区切り値 (.csv) ファイルなどの単純な区切り形式テキスト ファイルへのバインド手順は、データベースへのバインド手順と似ています。 詳細については、「方法: Web パフォーマンス テストに CSV ファイル データ ソースを追加する」および「方法 : Web 要求にデータ バインディングを追加する」を参照してください。
テキスト ファイルの形式をより細かく制御するには、データ ソースにファイルを追加します。 このファイルには、テキスト データの構造を記述するスキーマ情報を指定します。
スキーマ定義のテキスト ファイル データ ソースへの追加
スキーマ定義をテキスト ファイル データ ソースに追加するには
データ フォルダーに schema.ini という名前の新しいテキスト ファイルを作成します。 データ フォルダーとは、スキーマ ファイルの記述対象となるテキスト ファイルがあるフォルダーです。
schema.ini ファイルを編集して、データの構造を記述する情報を追加します。 たとえば、2 つのテキスト ファイルについて記述するスキーマ ファイルは次のようになります。
[product.txt] ColNameHeader=False Format=CSVDelimited MaxScanRows=25 CharacterSet=OEM Col1=ProductId Char Width 255 Col2=ModelNumber Char Width 255 [customer.txt] ColNameHeader=True Format=TabDelimited
ファイル名
データを含むファイルの名前は [] で囲みます。 スキーマ ファイルには複数のテキスト ファイルを記述できますが、スキーマ ファイルおよび記述されるすべてのテキスト ファイルは、同じディレクトリに存在する必要があります。
ColNameHeader
データ ファイルに列名のヘッダー行がある場合は、ColNameHeader を True に設定する必要があります。それ以外の場合は False に設定します。
Format
形式として、次のいずれかの値を指定できます。
TabDelimited |
フィールドはタブで区切られます。 |
CSVDelimited |
フィールドはコンマで区切られます。 |
Delimited(*) |
フィールドはアスタリスクで区切られます。 * は任意の文字に置き換えることができます。ただし、二重引用符 (") は使用できません。 |
FixedLength |
テキストに含まれるフィールドは固定幅です。 |
CharacterSet
CharacterSet には、OEM または ANSI を指定できます。
データ列
列名とデータ型を記述するには、ColN ColumnName Type Width # という形式を使用する必要があります。次の表を参照してください。
ColN |
N は列番号です。 |
ColumnName |
列の名前です。 |
Type |
データ型。 許可値は Char、Text、Float、Double、Integer、Short、LongChar、Memo、および Date です。 |
Width X |
(省略可能) 固定幅形式のテキスト ファイルで使用されます。 X は列の幅です。 区切り形式のファイルで幅を指定しても、無視されます。 |