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プロセス テンプレート内の機能区分のカスタマイズ

更新 : 2011 年 4 月

Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) および Visual Studio Team Foundation Server で提供されるほとんどの機能区分の初期構成を定義できます。 具体的には、次の図に示すように、その機能区分に対応するプラグイン ファイルを変更することで区分の初期構成を定義できます。

プロセス テンプレートのプラグイン

必要なプラグインとプラグインの依存関係の概要については、「プラグイン ファイルのタスク グループとタスクの依存関係の定義」を参照してください。

このトピックの内容

  • 分類、グループおよびアクセス許可の定義

  • 作業項目トラッキングの定義

  • バージョン コントロール、ビルド、ラボ管理およびテスト管理の定義

  • レポートおよびポータルの定義

分類、グループおよびアクセス許可の定義

分類プラグインの製品開発の組織区分およびマイルストーン リリースを定義します。 グループおよびアクセス許可のプラグインで、既定のセキュリティ グループ、そのメンバー、およびアクセス許可を定義します。

プラグイン

タスク

関連トピック

分類

製品区分およびイテレーションの分類階層を定義する。 チーム プロジェクトの初期の区分パスとイテレーションを定義し、Microsoft Project のマッピング ファイルをアップロードするには、Classification.xml プラグイン ファイルを使用します。

分類プラグインによる初期の区分およびイテレーションの定義

グループ

初期のセキュリティ グループおよびアクセス許可を構成する。 チーム プロジェクトの初期のセキュリティ グループ、そのメンバー、およびアクセス許可を定義するには、GroupsandPermissions.xml プラグイン ファイルを使用します。

初期のグループ、メンバー、およびアクセス許可の構成

グループとアクセス許可のプラグイン

ビルド、ラボ、バージョン コントロール

ビルドに対する初期のセキュリティ アクセス許可、バージョン コントロール、およびラボ管理機能を構成する。 Team Foundation ビルド、Visual Studio Lab Management、Team Foundation バージョン管理 など、チーム プロジェクトの機能区分の初期のセキュリティ設定を構成できます。

機能領域へのアクセスの制御

なし

Microsoft Project で作業するときにデータを発行して最新の情報に更新する方法をカスタマイズする。 FileMapping.xml ファイルを変更することで、Project と Team Foundation との間のフィールドのマップ方法をカスタマイズできます。 Project でタスクを発行するとき、または最新の情報に更新するときに、プロジェクトのマッピング ファイルで、各タスクのフィールドを Team Foundation のフィールドにどのようにマップするかを指定します。

Microsoft Project フィールドの Team Foundation フィールドへのマッピング

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作業項目トラッキングの定義

WorkItems.xml プラグイン ファイルを使用して、チームで作業を追跡する初期のオブジェクトを定義します。 チーム プロジェクトにアップロードする作業項目の種類、クエリおよびリンクの種類ごとに定義ファイルを指定します。 これらのオブジェクトの定義ファイルで、すべてのカテゴリとグローバル リストを指定します。 最後に、WorkItems.xml プラグイン ファイルでクエリのアクセス許可、クエリ フォルダーおよび作業項目のインスタンスを指定します。 詳細については、「作業項目を追跡するためのオブジェクトの作業項目トラッキング プラグインによる定義およびカスタマイズ」を参照してください。

オブジェクト

関連トピック

作業項目の種類

プロセス テンプレートへの作業項目の種類定義の追加

作業項目クエリ

プロセス テンプレートへの作業項目クエリの追加

カテゴリ

プロセス テンプレートへの作業項目カテゴリの種類定義の追加

リンクの種類

プロセス テンプレートへの作業項目リンクの種類定義の追加

グローバル リスト

プロセス テンプレートへのグローバル リストの追加

作業項目

プロセス テンプレートへの作業項目インスタンスの追加

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バージョン コントロール、ビルド、ラボ管理およびテスト管理の定義

Team Foundation ビルド、Lab Management、テスト マネージャーおよび Team Foundation バージョン管理の機能区分の初期構成を、それぞれに対応するプラグインである、ビルド、ラボ、テスト管理およびバージョン コントロールを使用して定義します。 「プロジェクト レベルのアクセス許可の割り当て」で説明されているグループ プラグインでテスト マネージャーの初期のアクセス許可を定義します。

プラグイン

タスク

関連トピック

ビルド、ラボ、およびバージョン コントロール

ビルドに対する初期のアクセス許可、バージョン コントロール、およびラボ管理機能を構成する。 Team Foundation ビルド、Lab Management、Team Foundation バージョン管理 の初期のセキュリティ設定を、機能区分に対応するプラグイン ファイルで構成します。

機能領域へのアクセスの制御

バージョン コントロール

バージョン コントロール アクティビティをカスタマイズする。 チーム プロジェクトのバージョン コントロールに対する初期のアクセス許可、チェックイン ノート、および排他チェックアウトが必要かどうかを定義するには、VersionControl.xml プラグイン ファイルを使用します。

Team Foundation バージョン管理の初期構成の定義

テスト管理

Microsoft テスト マネージャーで使用されるテスト構成、変数、および解決状態を構成する。 チーム プロジェクトの初期テストの変数、構成、設定、および解決状態を作成するアップロード対象のテスト管理ファイルを定義するには、TestManagement.xml プラグイン ファイルを使用します。

テスト マネージャーの初期構成の定義

ビルド

ビルド テンプレート ファイルをアップロードする。 Team Foundation ビルドの ID に割り当てる初期のセキュリティ アクセス許可を構成し、ビルド テンプレート ファイルをアップロードするには、Build.xml プラグイン ファイルを使用します。

Team Foundation ビルドの初期構成の定義

ラボ

Lab Management で使用されるテンプレート ファイルをアップロードする。 Lab Management の ID に割り当てる初期のアクセス許可を構成するには、Lab.xml プラグイン ファイルを使用します。

Lab Management の初期構成の定義

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レポートおよびポータルの定義

レポート プラグインを使用して、既定のレポート セットを SQL Server Reporting Services にアップロードします。 ポータル プラグインを使用して、チーム プロジェクト ポータルをアクティブにし、プロセス ガイダンス ファイルをアップロードし、ダッシュボード機能をアクティブにします。

プラグイン

タスク

関連トピック

レポート

レポート マネージャーで表示するレポートをアップロードする。 チーム プロジェクトの初期レポートをアップロードし、レポート フォルダーの初期構造を作成するタスクを定義するには、ReportsTasks.xml プラグイン ファイルを使用します。

プロセス テンプレートへのレポートの追加

ポータル

チーム プロジェクト ポータルをカスタマイズする。 プロジェクト ポータルの作成、ポータルへのファイルのアップロード、およびダッシュボード機能のアクティブ化を行うタスクを定義するには、WssTasks.xml プラグイン ファイルを使用します。

メモメモ
プロセス テンプレート ファイルによって Excel のレポートおよびダッシュボードをカスタマイズすることはできません。これらの成果物は、新しいチーム プロジェクト ウィザードでの選択内容、およびポータル サイトで実行される SharePoint 製品のバージョンに基づいて、チーム プロジェクト用に作成されます。

プロセス テンプレートのプロジェクト ポータル プラグインの定義

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関連タスク

タスク

関連トピック

カスタマイズできるファイル構造およびコンポーネントについて理解する。 プロセス テンプレートをカスタマイズするには、プロセス テンプレートに対して定義されるファイルを変更、削除、または追加します。

プロセス テンプレート ファイルの操作

プロセス テンプレートをカスタマイズし、変更を検証する手順を確認する。 プロセス テンプレートをカスタマイズするには、まず、既存または空のプロセス テンプレートをダウンロードし、ファイルを変更または追加して、プロセス テンプレート ファイルをアップロードします。次に、行った変更を検証します。 プロセス テンプレートのカスタマイズは、反復的作業です。 推奨される手順の順序に従うと、カスタマイズの作業が簡単になります。

Step-by-Step Customization Process

カスタマイズする機能区分を決定する。 用意されているチェック リストを使用して、カスタマイズする機能区分を決定できます。

チェック リスト: プロセス テンプレートの計画と変更履歴の記録

プロジェクトの作成時に実行するプラグイン ファイルを指定する。 プロセス テンプレート全体およびすべての従属 XML ファイルを定義するには、ProcessTemplate.xml プラグイン ファイルを使用します。 このファイルには、チーム プロジェクトを正しく作成するために実行する必要があるすべてのタスク グループが含まれます。 各タスク グループは、特定のタスクが定義されている従属 XML ファイル (通常はサブフォルダーにあります) を参照します。

プロセス テンプレート プラグイン ファイルを使用したルート タスクの定義

カスタマイズが有効であることを確認する。 カスタマイズされたプロセス テンプレートからチーム プロジェクトを作成した場合は、追加の手順を実行して、変更がチーム プロジェクトに正しく反映されていることを確認する必要があります。

プロセス テンプレートに加えられた変更の検証

プロセス テンプレート プラグイン ファイルで使用される要素の定義を検索する。 プロセス テンプレートを作成およびカスタマイズできます。プロセス テンプレートは、チーム プロセスの作成や新しいプロセスの標準化に使用します。

プロセス テンプレート プラグインの XML 要素定義に対するインデックス

参照

概念

プロセス テンプレートの選択

その他の技術情報

プロセス テンプレートの管理

プロセス テンプレートのカスタマイズ

履歴の変更

日付

履歴

理由

2011 年 4 月

図、構造およびコンテキストが追加されました。

情報の拡充