Analysis Services キューブへのアクセスをチーム メンバーに付与
チーム メンバーが SQL Server Analysis Services キューブでデータにアクセスする Microsoft Excel レポートを表示、更新、または作成するには、チーム メンバーを TFSWarehouseDataReader ロールに追加する必要があります。
既定では、Team Foundation リレーショナル データベースおよび Analysis Services キューブへのアクセスが許可されるグループとユーザーは、Team Foundation Server のインストール時に設定されます。既定では、ウェアハウスへの書き込みアクセス許可は、サービス アカウントに限定されます。 各ツール アダプターはこのサービス アカウントで実行するため、データ ウェアハウスへの書き込みアクセス許可を持ちます。
チーム メンバーにキューブへのアクセス権を付与してキューブ構造にレポート、または Microsoft Excel のピボットテーブル レポートおよびピボットグラフ レポートを直接作成できるようにする場合、必要に応じて、Team Foundation Server 管理者が各チーム メンバーのアカウントのアクセス許可を付与したり取り消したりする必要があります。 Analysis Services キューブは使いやすく、レポート用に最適化されているため、通常はリレーショナル データベースではなく、Analysis Services キューブへの読み取り専用のアクセス権をチーム メンバーに付与します。 特定のチーム プロジェクトのウェアハウス内のデータを表示できるアクセス許可を持つチーム メンバーは、すべてのチーム プロジェクト コレクションのすべてのデータにフル アクセスできます。
必要なアクセス許可
この手順を実行するには、Team Foundation の Analysis Services データベースのサーバーにある sysadmin セキュリティ グループのメンバーである必要があります。 詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
Analysis Services キューブへのアクセスを追加または削除するには
Team Foundation のデータ層サーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。次に、[Microsoft SQL Server 2008] をクリックし、[SQL Server Management Studio] をクリックします。
[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスで、[サーバーの種類] ボックスの一覧の [Analysis Services] を選択します。
[サーバー名] ボックスで、Team Foundation Server データ層が存在するサーバーの名前を選択または入力し、[接続] をクリックします。
Microsoft SQL Server Management Studio のオブジェクト エクスプローラーで、[<server name>] ノードを展開し、[データベース] ノードを展開します。次に、[Tfs_Analysis] ノードを展開し、[ロール] ノードを展開します。
[TFSWarehouseDataReader] ノードをダブルクリックします。
[ロールの編集] ダイアログ ボックスで、ページの選択ペインの [メンバーシップ] をクリックします。
[追加] をクリックしてユーザーを追加するか、または [削除] をクリックしてユーザーを削除し、画面上の指示に従います。 キューブ全体へのアクセス許可を持つユーザーが追加および削除されます。