VSProjectItem インターフェイス
Visual Basic プロジェクトまたは C# プロジェクト項目に固有の情報を格納します。 プロジェクトが Visual Basic プロジェクトまたは C# プロジェクトの場合に、ProjectItem オブジェクトの Object によって返されます。
名前空間: VSLangProj
アセンブリ: VSLangProj (VSLangProj.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("89FF44C6-979D-49B6-AF56-EC9509001DE4")> _
Public Interface VSProjectItem
[GuidAttribute("89FF44C6-979D-49B6-AF56-EC9509001DE4")]
public interface VSProjectItem
[GuidAttribute(L"89FF44C6-979D-49B6-AF56-EC9509001DE4")]
public interface class VSProjectItem
[<GuidAttribute("89FF44C6-979D-49B6-AF56-EC9509001DE4")>]
type VSProjectItem = interface end
public interface VSProjectItem
VSProjectItem 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
ContainingProject | 選択した項目を含むプロジェクトを取得します。読み取り専用。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを返します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
RunCustomTool | ProjectItem オブジェクトと関連付けられたカスタム ツールを実行します。カスタム ツールは、IVsSingleFileGenerator インターフェイスを実装している登録済みコンポーネントです。カスタム ツールは、デザイナーやエディターに類似したツールです。 |
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解説
プロジェクトの ProjectItems コレクションは、そのプロジェクトの ProjectItem オブジェクトを格納します。 ProjectItem オブジェクトの Object プロパティは、Object 参照を返します。 実際の参照の型はプロジェクトの言語によって異なります。 Visual Basic と C# では、このオブジェクトは VSProjectItem オブジェクトです。 VSProjectItem クラスのメンバーを使用するには、Object プロパティの参照を VSProjectItem に明示的に変換する必要があります。 下の例は、Visual Basic の CType 関数を使用した変換を示しています。 PrjKind 列挙型を使用して、変換の前にプロジェクトの型を調べます。
例
プロジェクト項目が保存されているかどうかは、ProjectItem オブジェクトで調べることができます。 VSProjectItem オブジェクトの ProjectItem を使用して、項目が最後に変更された後に保存されているかどうかを通知する例を示します。
' Macro Editor
' Reports whether the specified project item has been saved since the
' last change.
Imports VSLangProj
Sub IsItemSaved(ByVal aVSProjectItem As VSProjectItem)
If (aVSProjectItem.ProjectItem.Saved()) Then
MsgBox(aVSProjectItem.ProjectItem.Name & " is saved.")
Else
MsgBox(aVSProjectItem.ProjectItem.Name & " is not saved.")
End If
End Sub
Sub Test()
Dim pi As VSProjectItem
pi = CType(Dte.Solution.Projects.Item(1).ProjectItems.Item(1).Object, _
VSProjectItem)
IsItemSaved(pi)
End Sub