方法 : 一時プロジェクトを有効にする
一時プロジェクトは、Visual Studio の統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) で常に有効になっているとは限りません。 一時プロジェクトをサポートするには、このトピックの手順を使用して、IDE を設定するかプロジェクト テンプレートを構成します。
IDE で作業するには、一時プロジェクトが次の 2 つの要件を満たしている必要があります。
一時プロジェクトとして使用するプロジェクト テンプレートは、一時プロジェクトをサポートしている必要があります。 既定では、Visual Basic および Visual C# のすべてのプロジェクト テンプレートは一時プロジェクトをサポートします。
[オプション] ダイアログ ボックスでは、[作成時に新しいプロジェクトを保存] オプションをオフにする必要があります。 組み込みの Visual Studio の設定プロファイルでは、このオプションは既定ではオンになっています。 Visual Studio のプロファイル設定の詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。
一時プロジェクトの有効化
一時プロジェクトとして使用するプロジェクトが既に一時プロジェクトをサポートしている場合は、[オプション] ダイアログ ボックスで設定を変更して一時プロジェクトを有効にする必要があります。
IDE で一時プロジェクトを有効にするには
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[プロジェクトおよびソリューション] ノードを展開し、[全般] ノードをクリックします。
[作成時に新しいプロジェクトを保存] がオフになっていることを確認します。
[OK] をクリックします。
このダイアログ ボックスのオプションの詳細については、「[全般] ([オプション] ダイアログ ボックス - [プロジェクトおよびソリューション])」を参照してください。
テンプレートのカスタマイズによる一時プロジェクトのサポート
テンプレートは、テンプレート .zip ファイル内の .vstemplate ファイルによって定義されます。 .vstemplate ファイルに含まれるメタデータにより、テンプレートが一時プロジェクトをサポートするかどうかが決まります。 テンプレートの詳細については、「Visual Studio テンプレート」を参照してください。
一時プロジェクトをサポートするようにプロジェクト テンプレートを構成するには
プロジェクト テンプレートの .vstemplate ファイルで、PromptForSaveOnCreation を true に設定します。
注意
一部の種類のプロジェクトでは、一時プロジェクトが有効にされず、PromptForSaveOnCreation 要素に対する変更は無視されます。
詳細については、「方法 : 既存のテンプレートを更新する」および「PromptForSaveOnCreation 要素 (Visual Studio テンプレート)」を参照してください。