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AddCommonConfig

既定の構成をプロジェクトに追加します。

function AddCommonConfig( 
   oProj, 
   strProjectName  
);

パラメーター

  • oProj
    選択されたプロジェクト。

  • strProjectName
    プロジェクトの名前。

解説

この関数を呼び出して、ウィザードで作成するプロジェクトに既定のコード モデルの構成を追加します。 リリース構成またはデバッグ構成のいずれかを指定できます。 各構成に対するコード モデル オブジェクトの既定のプロパティ設定を次の表に示します。

Visual C++ コンパイラ ツール オブジェクト

オブジェクト プロパティ

リリース構成設定

デバッグ構成設定

UsePrecompiledHeader

pchUseUsingSpecific

pchUseUsingSpecific

WarningLevel

3

3

MinimalRebuild

適用なし

true

DebugInformationFormat

debugEnabled

debugEditAndContinue

Optimization

optimizeMaxSpeed

適用なし

BasicRuntimeChecks

適用なし

runtimeBasicCheckAll

Detect64BitPortabilityProblems

true

true

OmitFramePointers

true

適用なし

EnableFunctionLevelLinking

true

適用なし

StringPooling

true

適用なし

Visual C++ 構成オブジェクト

オブジェクト プロパティ

リリース構成設定

デバッグ構成設定

IntermediateDirectory

"Release"

"Debug"

OutputDirectory

"Release"

"Debug"

Visual C++ リンカー ツール オブジェクト

オブジェクト プロパティ

リリース構成設定

デバッグ構成設定

SubSystem

subSystemWindows

subSystemWindows

TargetMachine

machineX86

machineX86

GenerateDebugInformation

true

true

使用例

// Create the Visual C++ project.
selProj = CreateProject(strProjectName, strProjectPath);
// Add the common configuration to the project.
   AddCommonConfig(selProj, strProjectName);
   selProj.Object.keyword = "MyProj";

参照

処理手順

カスタム ウィザードの作成

概念

共通の JScript 関数による C++ ウィザードのカスタマイズ

ウィザードのデザイン

その他の技術情報

C++ ウィザードの JScript 関数