スプリント (スクラム)
スプリント作業項目を定義して管理することにより、チームではプロジェクト内の各スプリントに目標、開始日と終了日、振り返りの結果を取り込むことができます。 スプリント計画会議のときに、チームでは、メンバーが次のスプリントで達成できる目標と、製品バックログ項目の数を決定します。 スクラム マスターは、スプリントを通じてその目標が持続されるようにします。 スプリントが終了したら、チームは、そのスプリントで成功したこと、成功しなかったことについて話し合い、次のスプリントで効率的に作業するためにできることを決定します。
必要なアクセス許可
スプリントを表示するには、読み取りユーザー グループのメンバーであるか、または [このノードの作業項目を表示します] アクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 スプリントを変更するには、貢献者グループのメンバーであるか、または [このノードの作業項目を編集します] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、「アクセス許可の管理」を参照してください。
スプリントの定義
スプリントの作業項目フォームには、次の図に示すフィールドとタブがあります。
スプリントを定義するには
[イテレーション] で、スプリントのイテレーション パスを指定します。
詳細については、「区分およびイテレーションの作成および修正」を参照してください。
[詳細] タブで、スプリントの開始日と終了日を定義し、スプリントの目的についての説明をできる限り詳細に入力します。
[遡及] タブは、スプリントが終了するまで空白のままにします。
スプリントが終了したら、このタブを使用してスプリントの結果、ディスカッション、スプリントのレビューとスプリントの振り返り会議で決定した内容を入力します。 これらの詳細は次のような形式でまとめることができます。成功したことは? 成功しなかったことは? 次回、やり方を変えてみることは?
[履歴] タブで、履歴レコードの一部として取り込むコメントを追加します。
チーム メンバーが作業項目を更新するたびに、変更日、変更を行ったチーム メンバー、および変更されたフィールドが履歴に表示されます。
[添付ファイル] タブで、スプリントに関する詳細を提供する仕様やイメージなどのファイルを添付します。
[作業項目の保存] をクリックします。
スプリントを保存すると、作業項目ツール バーの下のタイトルに識別子が表示されます。