RadioButton コントロールの概要 (Windows フォーム)
Windows フォームの RadioButton コントロールを使用すると、相互に排他的な選択項目を 2 つ以上含むセットを設定できます。 オプション ボタンとチェック ボックスは機能が似ているように見えますが、重要な違いがあります。ユーザーがオプション ボタンをクリックした場合、同じグループ内の他のオプション ボタンと同時にオンにすることはできません。 これに対し、チェック ボックスはいくつでもオンにできます。 オプション ボタン グループは、"内部で 1 つだけ選択できる選択項目のセット" と定義されます。
コントロールの使用
RadioButton コントロールをクリックすると、Checked プロパティが true に設定され、Click イベント ハンドラーが呼び出されます。 CheckedChanged イベントは、Checked プロパティの値が変更されるときに発生します。 AutoCheck プロパティを true (既定) に設定した場合、オプション ボタンをクリックすると、グループ内の他のすべての項目が自動的にオフにされます。 選択したオプション ボタンが有効なオプションであることを確認するための検証コードを使用する場合、通常はこのプロパティを false に設定します。 コントロールに表示されるテキストは、Text プロパティによって設定します。このプロパティには、アクセス キー ショートカットが含まれることがあります。 ユーザーは、Alt キーを押しながらアクセス キーを押すことによって、コントロールを "クリック" した場合と同様の操作ができます。 詳細については、「方法 : Windows フォーム コントロールのアクセス キーを作成する」および「方法 : Windows フォーム コントロールによって表示されるテキストを設定する」を参照してください。
RadioButton コントロールは、コマンド ボタンのように表示できます。Appearance プロパティが Button に設定されている場合、選択されている状態では押し下げられているように表示されます。 Image プロパティと ImageList プロパティを使用すると、オプション ボタンでイメージを表示することもできます。 詳細については、「方法 : Windows フォーム コントロールによって表示されるイメージを設定する」を参照してください。
参照
処理手順
方法 : Windows フォーム コントロールのアクセス キーを作成する
方法 : Windows フォーム コントロールによって表示されるテキストを設定する
方法 : セットとして機能する Windows フォーム RadioButton コントロールをグループ化する
参照
Panel コントロールの概要 (Windows フォーム)
GroupBox コントロールの概要 (Windows フォーム)
CheckBox コントロールの概要 (Windows フォーム)