Array.partition<'T> 関数 (F#)

更新 : 2010 年 5 月

コレクションを 2 つのコレクションに分割します。2 つのコレクションには、指定した述語が true を返す要素と false を返す要素がそれぞれ含まれます。

名前空間/モジュール パス: Microsoft.FSharp.Collections.Array

アセンブリ: FSharp.Core (FSharp.Core.dll 内)

// Signature:
Array.partition : ('T -> bool) -> 'T [] -> 'T [] * 'T []

// Usage:
Array.partition predicate array

パラメーター

• predicate
  型: 'T -> bool

  入力要素をテストする関数。

• array
  型: 'T []

  入力配列。

戻り値

配列のペア。 最初の配列は述語が true に評価される要素を含み、2 番目の配列は述語が false に評価される要素を含みます。

解説

この関数は、コンパイルされたアセンブリでは Partition という名前です。 F# 以外の言語から、またはリフレクションを使用してこの関数にアクセスする場合は、この名前を使用します。

使用例

次のコードは、Array.partition の使用例です。

let removeOutliers array1 min max =
    Array.partition (fun elem -> elem > min && elem < max) array1
    |> fst
removeOutliers [| 1 .. 100 |] 50 60
|> printf "%A"

出力

プラットフォーム

Windows 7、Windows Vista SP2、Windows XP SP3、Windows XP x64 SP2、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2003 SP2

バージョン情報

F# ランタイム

サポート対象: 2.0、4.0

Silverlight

サポート: 3

参照

その他の技術情報

Collections.Array モジュール (F#)

Microsoft.FSharp.Collections 名前空間 (F#)

履歴の変更

日付	履歴	理由
2010 年 5 月	コード例を追加。	情報の拡充