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SharePoint ソリューションの開発要件

更新 : 2010 年 9 月

Visual Studio 2010 に付属の SharePoint ソリューション開発ツールを使用するには、あらかじめ次の必須コンポーネントをシステムにインストールしておく必要があります。

  • Visual Studio 2010 Professional または Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) のエディション

    • Visual Studio をインストールする場合、Visual C# または Visual Basic の機能のいずれか、または両方。
  • 64 ビット Windows Server 2008 または 64 ビット Windows Server 2008 R2 にインストールされた Microsoft SharePoint Server 2010。

    または

  • 64 ビット Windows Server 2008 または 64 ビット Windows Server 2008 R2 にインストールされた Microsoft SharePoint Foundation 2010。

注意

SharePoint で公式にサポートされているのはサーバー オペレーティング システムのみですが、Windows 7 および Windows Vista SP1 という 2 つのクライアント オペレーティング システムが許可されています。詳細については、「Windows Vista、Windows 7、および Windows Server 2008 で SharePoint 2010 の開発環境をセットアップする」を参照してください。

Business Data Connectivity (BDC) モデル プロジェクト タイプの場合は、Microsoft SharePoint Server 2010 がシステムにインストールされている必要があります。 

SharePoint ソリューションを Visual Studio 2010 で開発するには、SharePoint を Visual Studio 2010 と同じコンピューターにインストールする必要があります。 また、SharePoint 開発者ツールは、SharePoint スタンドアロン構成のみをサポートします。ファーム構成はサポートしません。

注意

Visual Studio 2010 の SharePoint プロジェクトでは、.NET Framework Version 3.5 のみをサポートしています。 新しい SharePoint プロジェクトに .NET Framework Version 4 を選択する場合、.NET Framework Version 3.5 も対象になります。

Visual Studioをインストールする方法の詳細については、「Visual Studio のインストール」を参照してください。

SharePoint 2007 プロジェクトの要件

Visual Studio 2010 で SharePoint 2007 プロジェクトを操作する前に、システムに次の必須コンポーネントをインストールする必要があります。

  • Visual Studio 2010 Professional または Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) のエディション

    • Visual Studio をインストールする場合、Visual C# または Visual Basic の機能のいずれか、または両方。
  • 32 ビット Windows Server 2003 または Windows Server 2008 にインストールされた Microsoft Office SharePoint Server 2007。

    または

  • 32 ビット Windows Server 2003 または Windows Server 2008 にインストールされた Windows SharePoint Services 3.0。

オペレーティング システムが SharePoint Server をサポートしていない場合、または SharePoint Server がインストールされていない場合、Visual Studio セットアップ プログラムで SharePoint ワークフロー プロジェクト テンプレートはインストールされますが、使用できません。

Visual Studio 2010 は 32 ビット バージョンの Microsoft Office SharePoint Server 2007 および Windows SharePoint Services 3.0 のみをサポートしているため、Microsoft SharePoint Foundation 2010 または Microsoft SharePoint Server 2010 と同じサーバーにインストールできません。

注意

Visual Studio 2008 で用意されていたのは、シーケンシャルおよびステート マシン ワークフロー オブジェクト用のプロジェクト テンプレートのみであるため、Visual Studio 2010 で SharePoint 2007 プロジェクトを作成するときに使用できるのは、これらのワークフロー プロジェクト テンプレートのみです。 同じ理由で、Visual Studio 2008 からアップグレードできるのは、ワークフロー プロジェクトのみです。 VSeWSS ツールで作成したプロジェクトは、別のプロセスを使用してアップグレードする必要があります。 詳細については、「Visual Studio 2008 SharePoint プロジェクトまたは VSeWSS プロジェクトの Visual Studio 2010 への移行」を参照してください。

Vista と Windows 7 のユーザー アカウント制御 (UAC)

Windows Vista と Windows 7 には、ユーザー アカウント制御 (UAC: User Account Control) と呼ばれるセキュリティ機能が組み込まれています。 Windows Vista および Windows 7 のシステム上の Visual Studio で SharePoint ソリューションを開発する場合は、UAC により、Visual Studio をシステム管理者として実行することが求められます。 デスクトップで Visual Studio のショートカットを右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。

常に管理者として実行するようにデスクトップのショートカットを構成するには、ショートカットを右クリックして [プロパティ] をクリックし、[詳細設定] をクリックして、[管理者として実行] を選択します。

詳細については、「Windows Vista でのユーザー アカウント制御の理解と構成」を参照してください。 および「ユーザー アカウント制御」を参照してください。

SharePoint の権限に関する考慮事項

SharePoint ソリューションを開発するには、SharePoint ソリューションを実行し、デバッグするために十分な権限が必要です。 SharePoint ソリューションをテストする前に、次の手順に従って必要な権限を取得してください。

  1. 自分のユーザー アカウントをシステムの管理者として追加します。

  2. 自分のユーザー アカウントを SharePoint サーバーのファーム管理者として追加します。

    1. SharePoint サーバーの全体管理で、[ファーム管理者グループの管理] リンクをクリックします。

    2. [ファーム管理者] ページで、メニューの [新規作成] をクリックします。

  3. 自分のユーザー アカウントを WSS_ADMIN_WPG グループに追加します。

参照

概念

はじめに (Visual Studio での SharePoint 開発)

履歴の変更

日付

履歴

理由

2010 年 9 月

Visual Studio 2008 プロジェクトに関するメモを「SharePoint 2007 プロジェクトの要件」セクションに追加しました。

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