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SharePoint ソリューション パッケージの配置

Visual Studio 2010 で SharePoint ソリューションを開発した後、ローカル SharePoint サーバーへのパッケージ ファイル (.wsp) の配置方法をカスタマイズできます。

パッケージの配置

開発コンピューター上の SharePoint サーバーにパッケージ ファイルを配置して、テストとデバッグを行うことができます。 また、別のコンピューターにインストールできるパッケージ ファイルを作成することもできます。 詳細については、「方法: SharePoint ソリューションを配置する」を参照してください。

リスト定義の配置方法、イベント レシーバーの追加方法、およびフィーチャー デザイナーとパッケージ デザイナーの使用方法については、「チュートリアル: プロジェクト タスク リスト定義の配置」を参照してください。

配置プロセスのカスタマイズ

SharePoint ソリューションのデバッグ時と配置時に使用できる 2 つの配置構成を次の表に示します。

配置構成

説明

既定

既定の配置構成です。 次の配置手順が実行されます。

  1. 配置前コマンドを実行します。

  2. IIS アプリケーション プールをリサイクルします。

  3. ソリューションを取り消します。

  4. ソリューションを追加します。

  5. フィーチャーをアクティブ化します。

  6. 配置後コマンドを実行します。

パッケージのアンインストール時には、次の取り消し手順が実行されます。

  1. IIS アプリケーション プールをリサイクルします。

  2. ソリューションを取り消します。

アクティブ化しない

この配置構成では、既定の構成と同じ手順が実行されますが、アクティブ化の手順は省略されます。

独自の配置構成を作成して、配置プロセスの中の 1 つの手順だけを実行したり、手順の順序を変更したりすることができます。 詳細については、「方法: SharePoint の配置構成を編集する」を参照してください。

配置の前後に実行されるコマンドを追加することもできます。 詳細については、「方法: SharePoint の配置コマンドを設定する」を参照してください。

参照

概念

SharePoint ソリューションのパッケージ化と配置