CWinApp::OpenDocumentFile
このメソッドは、指定された名前の CDocument ファイルをアプリケーションで開くために、フレームワークによって呼び出されます。
virtual CDocument* OpenDocumentFile(
LPCTSTR lpszFileName
BOOL bAddToMRU = TRUE
);
パラメーター
[入力] lpszFileName
開くファイル名。[入力] bAddToMRU
TRUE は、ドキュメントが最近使ったファイルの 1 つになることを示します。FALSE は、ドキュメントが最近使ったファイルの 1 つにならないことを示します。
戻り値
正常終了した場合は CDocument へのポインター。それ以外の場合は NULL。
解説
指定した名前のドキュメントが既に開いている場合は、そのドキュメントを含んでいる最初のフレーム ウィンドウがフォーカスを受け取ります。 アプリケーションが複数のドキュメント テンプレートをサポートしている場合、フレームワークはファイル名拡張子を使用して、目的のドキュメントを読み込むための適切なドキュメント テンプレートを探します。 見つかった場合、ドキュメント テンプレートによってドキュメント用にフレーム ウィンドウとビューが作成されます。
使用例
if (m_lpCmdLine[0] == _T('\0'))
{
// Create a new (empty) document.
OnFileNew();
}
else
{
// Open a file passed as the first command line parameter.
OpenDocumentFile(m_lpCmdLine);
}
必要条件
Header: afxwin.h