次の方法で共有


/CLRHEADER

/CLRHEADER file

解説

それぞれの文字について以下に説明します。

  • file
    /clr でビルドされるイメージ ファイル。

解説

このオプションは、マネージ プログラムで使われる .NET ヘッダーについての情報を表示します。 .NET ヘッダーの場所とサイズ (バイト単位)、およびヘッダー内のセクションが出力されます。

/GL コンパイラ オプションで生成したファイルで使用できるのは、/HEADERS DUMPBIN オプションだけです。

/clr を指定してコンパイルしたファイルで /CLRHEADER が使用される場合、dumpbin 出力に clr Header: セクションができます。 flags の値は、どんな /clr オプションが使用されているかを示します。

  • 0 -- /clr (イメージにはネイティブ コードが含まれている可能性があります)。

  • 1 -- /clr:safe (イメージは MSIL のみで、任意の CLR プラットフォームで実行でき、場合によっては検証可能です)。

  • 3 -- /clr:pure (イメージは MSIL のみですが、x86 プラットフォームでのみ実行できます)。

また、プログラムを使用して、共通言語ランタイム用にイメージをビルドしたかどうかを確認する方法もあります。 詳細については、「方法: イメージがネイティブであるか CLR であるかを確認する」を参照してください。

参照

参照

DUMPBIN オプション