LabelText および Text XML 要素のリファレンス
更新 : 2011 年 5 月
LabelText 要素を使用して、作業項目フォームにスタンドアロン ラベルまたは情報テキストを追加できます。 ラベルは、どの作業項目フィールドにも関連付けられません。 必要に応じて、テキストの一部またはすべてにハイパーリンクを追加できます。
LabelText 要素は、Control 要素の子要素です。
スキーマの階層
<LabelText>
<Text>
<Link OpenInNewWindow="true | false" UrlPath="URLLinkWithParameters">
<Param index="IndexValue " value="ParamValue " type ="Original | Current"/>
</Link>
LabelText
</Text>
</LabelText>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
子要素と属性
要素 |
説明 |
---|---|
LabelText |
type="LabelControl" の場合は必須の Control 要素です。 スタンドアロン ラベルまたは情報テキストのコンテナー要素。 要素の型は LabelElementType 複合型です。 この要素は、Control 要素の Label 属性で指定された値を上書きします。 |
Text |
必須の LabelText 要素です。 作業項目フォームに情報またはラベルを表示するためのコンテナー要素。 Link 要素がラベル内で指定されている場合、要素内のテキストの一部がハイパーリンクになります。 Link 要素が指定されない場合、テキストはハイパーリンクなしでレンダリングされます。 ラベル テキストのさまざまな部分をそれぞれ異なる URL を使用するハイパーリンクにできます。 複数のテキスト要素の値を連続して指定できます。 要素の型は TextElementType 複合型です。 Text 要素が指定されていない場合、Control 要素の Label 属性テキストは作業項目フォームに表示されます。 |
Link |
省略可能な Text 要素。 作業項目フォームに表示されるフィールドまたはスタンドアロン ラベルに適用されるハイパーリンクのコンテナー要素。 要素の型は HyperLinkType です。
メモ
子 Link 要素を指定する場合は、Control 要素で Label 属性を指定する必要があります。
詳細については、「Link および Param XML 要素のリファレンス」を参照してください。 |
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
必須。 作業項目フォームに表示するフィールド、テキスト、ハイパーリンク、その他のコントロール要素を定義します。 |
解説
複数の Text 要素を LabelText 要素に追加して、プレーンテキストとハイパーリンクのテキストを結合できます。
LabelText 要素は、チーム エクスプローラーの最新バージョンを実行しているクライアントでのみ認識されます。 したがって、Control 要素で Label 属性を指定する必要があります。 チーム エクスプローラーの最新バージョンを実行しているクライアントの場合は、LabelText 要素で指定されたテキストが作業項目フォームに表示されます。 チーム エクスプローラーの旧バージョンを実行しているクライアントの場合は、Control 要素の Label 属性で指定されたテキストが作業項目フォームに表示されます。
例: スタンドアロン ラベル
説明
次の例では、プレーンテキスト "Enter details about how to reproduce the bug in the space below:" を作業項目フォームに追加しています。
コード
<Control Type="LabelControl" Label=" Enter details about how to reproduce the bug in the space below:">
<LabelText>
<Text>Enter details about how to reproduce the bug in the space below:
</Text>
</LabelText>
</Control>
例: ハイパーリンク付きのスタンドアロン ラベル
説明
次の例では、"How do I use this work item?" というラベルのハイパーリンクを作業項目フォームに追加しています。
コード
<Control Type="LabelControl" Label="How do I use this work item?">
<LabelText>
<Text>
<Link UrlRoot="http://www.live.com"></Link>
How do I use this work item?
</Text>
</LabelText>
</Control>
例: テキストの一部に適用されるハイパーリンク
説明
次の例では、2 つの部分で構成されるラベルを作業項目フォームに追加しています。 最初の部分の "Iteration Path" はハイパーリンクに関連付けられています。 2 つ目の部分 "(must be 3 levels deep)" はプレーンテキストとして作業項目フォームに表示されます。
コード
<Control Type="FieldControl" FieldName="System.IterationPath" LabelPosition="Left">
<LabelText>
<Text>
<Link UrlRoot="@WssSiteUrl/render.aspx?wit=bug&topic=Iteration">
</Link>
Iteration Path
</Text>
<Text> (must be 3 levels deep)</Text>
</LabelText>
</Control>
スキーマ定義
作業項目の種類の定義に使用するスキーマ ファイルは、Microsoft Web サイトの「Process Template and Work Item Schemas for Visual Studio Team Foundation (Visual Studio Team Foundation のプロセス テンプレート スキーマと作業項目スキーマ)」でダウンロードできます。 スキーマ ファイルの使用方法の詳細については、Microsoft Web サイトの「Using the Schemas to Edit Work Item Types and Process Templates for Team Foundation in Visual Studio (スキーマを使用した Visual Studio Team Foundation の作業項目の種類とプロセス テンプレートの編集)」を参照してください。
要素: LabelText
<xs:element name="LabelText" type="LabelElementType" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
<xs:element name="Text" type="TextElementType" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded" />
複合型: LabelElementType
<xs:complexType name="LabelElementType">
<xs:sequence>
<xs:element name="Text" type="TextElementType" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded" />
</xs:sequence>
</xs:complexType>
複合型: TextElementType
<xs:complexType name="TextElementType" mixed="true">
<xs:sequence>
<xs:element name="Link" type="HyperLinkType" minOccurs="0" maxOccurs="1" />
</xs:sequence>
</xs:complexType>
参照
概念
その他の技術情報
Elements (Work Item Type Definition Schema)
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
---|---|---|
2011 年 5 月 |
Link 要素に対して指定する UrlPath 属性に関する構文を訂正しました。 |
コンテンツ バグ修正 |
2011 年 3 月 |
例とほとんどの要素の大文字と小文字の構造を訂正。 スキーマ ファイルにアクセスする方法を追加。 |
カスタマー フィードバック |
2011 年 1 月 |
削除されたトピックへのリンクを削除。 |
情報の拡充 |