次の方法で共有


Team Foundation ビルド サービスのシステム要件

Team Foundation ビルド サービスは、Visual Studio Team Foundation Server でサポートされるオペレーティング システムより多くのオペレーティング システムにインストールできます。

  • Team Foundation Server でサポートされているすべてのオペレーティング システム¹

  • Windows XP Professional Service Pack 3 (SP3)

  • Windows Server 2003 Service Pack 2 (SP2)、Standard Edition または Enterprise Edition

  • Windows Server 2003 R2 SP2、Standard Edition または Enterprise Edition

  • Windows Vista、Home Premium、Business、Enterprise、または Ultimate Edition

  • Windows Server 2008 ²

¹ 詳細については、「Team Foundation Server のシステム要件」を参照してください。

² Team Foundation ビルド サービスでは、Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 のいずれの Server Core のインストール オプションもサポートされません。

推奨ハードウェア

Team Foundation ビルド サービスのハードウェア要件は、ディスク容量を除いては、それを実行しているオペレーティング システムと同じです。 必要な最小限のディスク容量を計算するには、ソースの構成全体のサイズを調べ、それにビルド プロセスの中間出力と中間バイナリのサイズを加算します。 この数値に、サーバーでビルドされると思われるビルド定義の数を掛け、それを 2 倍して、そのサーバー用の最小限の推奨ディスク容量を求めます。

ヒント

低コストでビルドのパフォーマンスを向上させるには、高速なハード ディスクを持つサーバーを使用します。 Team Foundation ビルド サービスのパフォーマンスを最大にするもう 1 つの方法として、マルチコアの CPU を搭載したハードウェアを使用する方法もあります。

1 台のサーバーを使用するか複数のサーバーを使用するか

Team Foundation ビルド サービスにどれだけのハードウェア投資を行うかを決定するためのメトリックとして、ビルド頻度を使用できます。 週に 1 回のビルドまたは夜間ビルドを実行するチームでは、Team Foundation Server を実行しているサーバーに Team Foundation ビルド サービスをインストールしても生産性に影響はありません。 並行ビルドや継続的な統合ビルドを実行するチームの場合、または複数のチーム用のビルド ラボを作成する場合は、独自のサーバーに Team Foundation ビルド サービスをインストールすることを検討してください。

注意

Team Foundation ビルド サービスの詳細については、Microsoft Web サイトの「Configuring and Managing Team Foundation Build (Team Foundation ビルドの構成と管理)」を参照してください。

その他の考慮事項

ネットワーク共有を、ビルドを格納するドロップ フォルダーとして設定できます。 非サーバー オペレーティング システムの同時ファイル アクセス制限があるため、このフォルダーは、サポートされているサーバー オペレーティング システムを実行しているコンピューター上に作成する必要があります。 このフォルダーは、Team Foundation ビルド サービスと同じサーバー上にある必要はありません。

参照

その他の技術情報

チェック リスト: Team Foundation ビルド サービスのインストール