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方法: 操作の記録を作成する

更新 : 2011 年 4 月

テスト ランナーでは、手動テストを記録して、後で再生したり、他のテストで再使用したりできます。 テストを記録するには、操作の記録を作成します。 操作の記録は、複数回実行する必要がある手動テストで役立つほか、共有ステップが含まれる他の手動テストで共通のステップをリサイクルする際に役立ちます。詳細については、「方法: 共有ステップの操作の記録を作成する」を参照してください。

作成した操作の記録は、テスト中に呼び出すことができます。 操作の記録を実行すると、記録されたステップが自動的に再生されます。 詳細については、「方法: 操作の記録を再生する」を参照してください。

注意

操作の記録では、操作を 1 つの操作に集約できないため、操作の記録の作成時に IME (Input Method Editor) への入力はサポートされません (IME は、コンピューターのユーザーが日本語の文字などの複雑な文字および記号を標準のキーボードを使用して入力できるようにするプログラムです)。

操作の記録の作成方法を次に示します。

テストのテスト ランナーへの読み込み

Microsoft テスト マネージャーを実行するテストの選択

注意

実行中のテストの操作ログを作成するようにテストの設定を構成している場合は、テストを開始するときに [操作の記録の作成] オプションをオンにすると、構成済みの設定が使用されます。 テストの設定で操作の診断データ アダプターを構成しなかった場合は、既定値を使用して操作の記録が作成されます。 詳細については、「方法: テストの設定を使用して手動テストのユーザー インターフェイス アクションを記録する」を参照してください。

テストをテスト ランナーに読み込むには

  1. Microsoft テスト マネージャーを開きます。

    注意

    Microsoft テスト マネージャーのウィンドウを表示するには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。 [Microsoft Visual Studio 2010] をポイントし、[Microsoft Test Manager 2010] をクリックします。

  2. センター グループ スイッチャーの下向きの矢印をクリックし、[テスト センター] をクリックします。

  3. センター グループ メニュー バーで、[テスト] をクリックします。

  4. センター グループ メニュー バーの [テストの実行] をクリックします (選択されていない場合)。

  5. 左ペインの [テストの実行] で、実行するテストが含まれているテスト計画、またはテスト計画の下に表示されているテスト スイートを選択します。

  6. 右ペインに、選択したテスト スイートに含まれるテスト ケースが表示されます。

  7. 右側のペインで、テスト ケースをクリックし、[実行] をクリックします。

    テスト ランナーが開きます。

    注意

    テストを実行するビルドの指定や、テスト計画でのテストの設定および環境設定のオーバーライドを行うには、[オプションを指定して実行] をクリックします。 詳細については、「方法: テスト実行用にテスト計画の設定をオーバーライドする」を参照してください。

操作の記録の記録

最初に、テスト ランナーに記録するテストを読み込む必要があります。 詳細については、「テストのテスト ランナーへの読み込み」の手順を参照してください。

テスト ランナーでの操作記録の作成

操作の記録を記録するには

  1. テストを Microsoft テスト マネージャー からテスト ランナーに読み込むときに、[操作の記録の作成] オプションをオンにして [テストの開始] を実行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 [操作の記録の作成] をオンにし、[テストの開始] をクリックします。

    注意

    テストに既存の操作の記録が含まれている場合は、[既存の操作の記録の上書き] オプションが表示されます。 新しい操作の記録を作成して以前の記録を置き換える場合は、このオプションを選択し、[テストの開始] をクリックします。

    操作の記録は、ツール バーの [再生] オプションを使用して再生できます。 詳細については、「方法: 操作の記録を再生する」を参照してください。

    操作の診断データ アダプターを使用する場合は、テストの設定で記録するアプリケーションを指定できます。 実行中のテストの操作ログを作成するようにテストの設定を構成している場合は、テストを開始するときに [操作の記録の作成] オプションをオンにすると、構成済みの設定が使用されます。 テストの設定で操作の診断データ アダプターを構成しなかった場合は、既定値を使用して操作の記録が作成されます。 詳細については、「方法: テストの設定を使用して手動テストのユーザー インターフェイス アクションを記録する」を参照してください。

    アプリケーションの起動を含め、各テスト ステップは [テストの開始] をクリックした後に記録されます。

    注意

    ただし、テストの設定に IntelliTrace データの収集が含まれる場合は、テストを開始した後にアプリケーションを起動する必要があります。 詳細については、「方法: 困難な問題をデバッグするのに役立つ IntelliTrace データを収集する」を参照してください。

  2. テスト ケースのステップを実行し、各ステップを結果でマークします。 ステップの右側にあるドロップダウン矢印を使用して、[成功] または [失敗] を選択します。

    記録中の各アプリケーションのタイトル バーに "現在記録中" と表示されます。 青いインジケーターとして表される操作の記録セクションが、テストの右側に表示されます。 青いインジケーターは、テストのステップに対応する個別のセクションに分けて表示されます。

    注意

    各テスト ステップを成功または失敗としてマークしないと、操作の記録セクションが複数のテスト ステップにまたがる可能性があります。 この場合、操作の記録セクションには、成功または失敗としてマークされた最後のステップ以降のマークされていないすべてのテスト ステップが含まれます。

  3. (省略可能) 記録された操作は、テストの実行中、どのステップでも削除できます。 記録された操作を削除するには、次の手順を実行します。

    1. テスト ランナーの下部のパネルに表示されている上向きの矢印をクリックします。

    2. このステップまでに実行されたすべての操作が表示されます。

    3. 削除する操作を選択し、それを右クリックして、[記録された操作の削除] をポイントします。

  4. [テストの終了] をクリックします。

  5. テスト ランナーの一番上にあるツール バーで、次のいずれかのオプションを選択します。

    • [保存して閉じる] をクリックして、テスト結果を Team Foundation Server に保存し、テスト ランナーを閉じます。

    • [保存] をクリックして、テスト結果を Team Foundation Server に保存します。

    • [閉じる] をクリックして、テスト結果を保存することなく テスト ランナーを閉じます。

    注意

    テストの操作の記録が既に存在する場合は、[テスト ランナー - Microsoft テスト マネージャー] ダイアログ ボックスが表示されます。 [既存の記録の上書き] または [新しい記録の破棄] のいずれかを選択できます。

    これで、このテスト ケースを将来実行するときに操作の記録を再生できるようになりました。 詳細については、「方法: 操作の記録を再生する」を参照してください。

参照

処理手順

方法: 操作の記録を再生する

方法: テストの設定を使用してテストを実行するときにデスクトップのビデオを記録する

方法: 共有ステップの操作の記録を作成する

概念

テスト結果の確認

手動テストの記録と再生

コード化された UI テストと操作の記録でサポートされている構成とプラットフォーム

履歴の変更

日付

履歴

理由

2011 年 4 月

最後の手順の下に、操作の記録の再生に関するリンクと情報を追加。

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