方法 : Word および Excel でスマート タグを有効にする
スマート タグは、エンド ユーザーのコンピューター上の Word または Excel で明示的に有効にする必要があります。 既定では、スマート タグは有効になっていません。
対象: このトピックの情報は、Excel 2007 と Word 2007 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
スマート タグを有効にするには、以下の 2 つの方法があります。
ソリューション内でコードを実行して、スマート タグをプログラムで有効にできます。
エンド ユーザーは、Word または Excel の UI のメニュー コマンドを使用して、スマート タグを有効にできます。
コードを使用したスマート タグの有効化
スマート タグを有効にするためのコードは、Word と Excel とでは異なります。
Word でスマート タグを有効にするには
LabelSmartTags プロパティを true に設定します。
次のコード例では、スマート タグが現在無効になっている場合に有効にします。 このコード例を使用するには、ThisDocument クラス (ドキュメント レベルのプロジェクトの場合) または ThisAddIn クラス (アプリケーション レベルのプロジェクトの場合) から実行します。
If Me.Application.Options.LabelSmartTags = False Then Me.Application.Options.LabelSmartTags = True End If
if (!this.Application.Options.LabelSmartTags) { this.Application.Options.LabelSmartTags = true; }
Excel でスマート タグを有効にするには
Recognize プロパティを true に設定します。
次のコード例では、スマート タグが現在無効になっている場合に有効にします。 このコード例を使用するには、ThisWorkbook クラス (ドキュメント レベルのプロジェクトの場合) または ThisAddIn クラス (アプリケーション レベルのプロジェクトの場合) から実行します。
If Me.Application.SmartTagRecognizers.Recognize = False Then Me.Application.SmartTagRecognizers.Recognize = True End If
if (!this.Application.SmartTagRecognizers.Recognize) { this.Application.SmartTagRecognizers.Recognize = true; }
UI を使用したスマート タグの有効化
スマート タグを有効化する手順は、Word と Excel で同じです。
Word 2007 および Excel 2007 でスマート タグを有効化するには
[Microsoft Office] ボタンをクリックします。
[オプション] をクリックします。
カテゴリ ペインの [アドイン] をクリックします。
[管理] ボックスの [スマート タグ] をクリックし、[設定] をクリックします。
[語句にスマート タグを付ける] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。
参照
処理手順
方法: Word および .NET Framework 3.5 でカスタム レコグナイザーを持つスマート タグを作成する
方法: Excel および .NET Framework 3.5 でカスタム レコグナイザーを持つスマート タグを作成する
チュートリアル : ドキュメント レベルのカスタマイズを使用したスマート タグの作成
チュートリアル : アプリケーション レベルのアドインを使用したスマート タグの作成