CMFCOutlookBar::GetTabArea
Outlook バーのタブ領域のサイズと位置を決定します。
virtual void GetTabArea(
CRect& rectTabAreaTop,
CRect& rectTabAreaBottom
) const;
パラメーター
[出力] rectTabAreaTop
関数からの戻り時に、上部タブ領域のサイズと位置がクライアント座標で格納されます。[出力] rectTabAreaBottom
関数からの戻り時に、下部タブ領域のサイズと位置がクライアント座標で格納されます。
解説
フレームワークは、このメソッドを呼び出して、対象のペインに対するドッキングの種類を判別します。 ユーザーがペインをドラッグして対象のペインのタブ領域にドッキングしたと判断した場合、フレームワークは最初のペインを対象のペインの新しいタブとして追加しようとします。 それ以外の場合は、最初のペインを対象のペインの適切な辺にドッキングしようとします。 フレームワークは、追加でドッキングされたペインに対応するスライダーを持つ新しいコンテナーを作成します。
GetTabArea の既定の実装は、Outlook バーが静的である (Outlook バーをフローティングにできない) 場合、Outlook バーのクライアント領域全体を返します。 それ以外の場合は、Outlook バー コントロールの上部および下部でページ ボタンが占めている領域を返します。
この動作を変更するには、CMFCOutlookBar の派生クラスでこのメソッドをオーバーライドします。
必要条件
**ヘッダー:**afxoutlookbar.h