ユーザー定義データ型
JScript には用意されていないデータ型が必要になる場合があります。 この場合、新しいクラスを定義するパッケージをインポートするか、class ステートメントを使用して独自のデータ型を作成できます。 クラスは、JScript の定義済みのデータ型と同じ方法で、型の注釈や型指定された配列の作成に使用できます。
データ型の定義
次の例では、class ステートメントを使用して、新しいデータ型の myIntVector を定義しています。 関数宣言で新しい型を使用して、関数のパラメーターの型を示しています。 また、変数に新しい型の注釈を指定しています。
// Define a class that stores a vector in the x-y plane.
class myIntVector {
var x : int;
var y : int;
function myIntVector(xIn : int, yIn : int) {
x = xIn;
y = yIn;
}
}
// Define a function to compute the magnitude of the vector.
// Passing the parameter as a user defined data type.
function magnitude(xy : myIntVector) : double {
return( Math.sqrt( xy.x*xy.x + xy.y*xy.y ) );
}
// Declare a variable of the user defined data type.
var point : myIntVector = new myIntVector(3,4);
print(magnitude(point));
このコードの出力は次のようになります。
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