ContentControlBase インターフェイス
Visual Studio の Office 開発ツールを使用して作成された Word ソリューションのコンテンツ コントロール用の基本インターフェイスを提供します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Word
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Word (Microsoft.Office.Tools.Word.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("6E36F826-A7DA-441D-87E3-2D7BE852867E")> _
Public Interface ContentControlBase _
Inherits IBindableComponent, IComponent, IDisposable, ISupportInitialize
[GuidAttribute("6E36F826-A7DA-441D-87E3-2D7BE852867E")]
public interface ContentControlBase : IBindableComponent,
IComponent, IDisposable, ISupportInitialize
ContentControlBase 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BindingContext | IBindableComponent の CurrencyManager のコレクションを取得または設定します。 (IBindableComponent から継承されます。) | |
Container | インフラストラクチャ。 | |
ContainerComponent | インフラストラクチャ。 | |
DataBindings | このIBindableComponent のデータ バインディング オブジェクトのコレクションを取得します。 (IBindableComponent から継承されます。) | |
DefaultDataSourceUpdateMode | ContentControlBase の既定の DataSourceUpdateMode を取得または設定します。 | |
ID | コンテンツ コントロールを示す一意の数字を取得します。 | |
InnerObject | Microsoft.Office.Tools.Word.ContentControlBase の基になる Microsoft.Office.Interop.Word.ContentControl オブジェクトを取得します。 | |
Site | IComponent に関連付けられた ISite を取得または設定します。 (IComponent から継承されます。) |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BeginInit | 初期化の開始を通知するシグナルをオブジェクトに送信します。 (ISupportInitialize から継承されます。) | |
Delete | 動的に作成されたコンテンツ コントロールを、文書から削除し、さらに文書内の ControlCollection から削除します。 | |
Dispose | アンマネージ リソースの解放およびリセットに関連付けられているアプリケーション定義のタスクを実行します。 (IDisposable から継承されます。) | |
EndInit | 初期化の完了を通知するシグナルをオブジェクトに送信します。 (ISupportInitialize から継承されます。) |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Added | コンテンツ コントロールが文書に追加された後に発生します。 | |
BindingContextChanged | ContentControlBase の BindingContext プロパティの値が変更された場合に発生します。 | |
ContentUpdating | コンテンツ コントロールがカスタム XML 部分にバインドされている場合、Microsoft Office Word がコンテンツ コントロール内のテキストを更新する直前に発生します。 | |
Deleting | コンテンツ コントロールが文書から削除される直前に発生します。 | |
Disposed | コンポーネントの Disposed イベントを処理するメソッドを表します。 (IComponent から継承されます。) | |
Entering | ユーザーがコンテンツ コントロールをクリックしたとき、またはプログラムによってカーソルがコンテンツ コントロール内に移動したときに発生します。 | |
Exiting | ユーザーがコンテンツ コントロールの外部をクリックしたとき、またはプログラムによってカーソルがコンテンツ コントロールの外部に移動したときに発生します。 | |
StoreUpdating | コンテンツ コントロールにバインドされているカスタム XML 部分にあるデータを Microsoft Office Word が更新する直前 (コンテンツ コントロール内のテキストが変更された後) に発生します。 | |
Validated | コンテンツ コントロールの検証が正常に完了したときに発生します。 | |
Validating | コンテンツ コントロール内のコンテンツを検証中であるときに発生します。 |
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解説
ContentControlBase インターフェイスは、すべてのコンテンツ コントロールで共有されるメンバーを定義します。 Microsoft Office Word には、文書やテンプレートのデザインに使用できるコンテンツ コントロールが 8 種類あります。 コンテンツ コントロールには、フォームと同様に、入力を制御するユーザー インターフェイス (UI) があります。 コンテンツ コントロールを使用して、保護されている文書やテンプレートのセクションをユーザーが編集しないようにすることができます。また、コンテンツ コントロールをデータ ソースにバインドすることも可能です。 詳細については、「コンテンツ コントロール」を参照してください。
注意
これは、Visual Studio Tools for Office ランタイムによって実装されたインターフェイスです。 コードに実装されるものではありません。 詳細については、「Visual Studio Tools for Office Runtime の概要」を参照してください。
使用方法
ここでは、.NET Framework 4 を対象とする Office プロジェクトで使用される型のバージョンについて説明します。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトでは、この型のメンバーが異なること、およびこのコード例が動作しないことがあります。 .NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトの型の詳細については、Visual Studio 2008 ドキュメントの参照セクション https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=160658 を参照してください。
参照
参照
Microsoft.Office.Tools.Word 名前空間