CFileDialog::GetIFileSaveDialog
指定した CFileDialog の内部 COM オブジェクトへのポインターを取得します。
IFileSaveDialog* GetIFileSaveDialog();
戻り値
CFileDialog の内部 COM オブジェクトへのポインター。 ユーザーは、このポインターを適切に解放する必要があります。
解説
この関数は、Windows Vista で、bVistaStyle が true に設定されたオブジェクトにのみ使用してください。 CFileDialog が [上書き保存] ダイアログ ボックスでない場合、または bVistaStyle が false に設定されている場合、この関数は NULL を返します。 後者の場合、関数はリリース モードでのみ NULL を返し、デバッグ モードではアサーションをスローします。
IFileSaveDialog インターフェイスの詳細については、「IFileSaveDialog」を参照してください。
使用例
この例では、内部 COM オブジェクトを取得します。 このコード例を実行するには、Windows Vista でコンパイルを行う必要があります。
// Get the interface pointer
IFileSaveDialog * saveDlgPtr = m_myFileDialogPtr->GetIFileSaveDialog();
// Make sure that it is not null
if ( saveDlgPtr != NULL )
{
//
// Perform any interface functionality here
//
// Release the pointer
saveDlgPtr->Release();
}
必要条件
Minimum required operating system: Windows Vista
Header: afxdlgs.h
参照
参照
CFileDialog::GetIFileDialogCustomize
CFileDialog::GetIFileOpenDialog