方法: 型のメンバーを変更する (クラス デザイナー)
クラス デザイナーを使用して、ダイアグラムに表示される型のメンバーを変更できます。 読み取り専用でない、クラス ダイアグラムに表示される任意の型のメンバーを変更できます。 (「読み取り専用情報の表示 (クラス デザイナー)」を参照)。 型のメンバーは、デザイン サーフェイス、プロパティ ウィンドウ、および [クラスの詳細] ウィンドウで埋め込み先編集を使用して変更します。
[クラスの詳細] ウィンドウに表示されるすべてのメンバーは、クラス ダイアグラムの型のメンバーを表します。 メソッド、プロパティ、フィールド、およびイベントという 4 種類のメンバーがあります。
すべてのメンバー行は、メンバーを種類別にグループ化する見出しの下に表示されます。 たとえば、すべてのプロパティは、グリッドのノードとして縮小または展開できる見出し [プロパティ] の下に表示されます。
各メンバー行には、次の要素が表示されます。
メンバー アイコン
各種メンバーは、独自のアイコンで表されます。 メンバー アイコンをマウスでポイントすると、メンバーのシグネチャが表示されます。 メンバー アイコンまたはメンバー アイコンの左の空白をクリックすると、その行が選択されます。
メンバー名
メンバー行の [名前] 列には、メンバーの名前が表示されます。 この名前は、[プロパティ] ウィンドウの [名前] プロパティにも表示されます。 このセルを使用して、読み書き可能アクセス許可を持つ任意のメンバーの名前を変更します。
[名前] 列が狭すぎて名前全体を表示できない場合は、メンバー名をマウスでポイントするとメンバーの名前が表示されます。
メンバーの型
[メンバーの型] セルでは、IntelliSense を使用します。IntelliSense では、現在のプロジェクトまたは参照先プロジェクトで使用できるすべての型の一覧から選択できます。
メンバー修飾子
Public (public)、Private (private)、Friend (internal)、Protected (protected)、Protected Friend (protected internal)、Default のいずれかにメンバーの可視性修飾子を変更します。
<メンバーの追加>
[クラスの詳細] ウィンドウの最後の行には、[名前] セルに <メンバーの追加> というテキストが表示されます。 このセルをクリックすると、新しいメンバーを作成できます。 詳細については、「方法: メンバー (クラス デザイナー) を作成する」を参照してください。
[プロパティ] ウィンドウでのメンバーのプロパティ
[クラスの詳細] ウィンドウには、[プロパティ] ウィンドウに表示されるメンバーのプロパティのサブセットが表示されます。 ある場所のプロパティを変更すると、プロパティの値がグローバルに更新されます。 つまり、他の場所でのその値の表示も更新されます。
概要
[概要] セルでは、メンバーに関する情報の概要が公開されます。 [概要] セルの省略記号をクリックすると、メンバーの [概要]、[リターン]、および [コメント] に関する情報を表示または編集できます。
[非表示]
[非表示] チェック ボックスがオンの場合は、メンバーが型に表示されません。
型のメンバーを変更するには
クラス デザイナーを使用して型を選択します。
[クラスの詳細] ウィンドウが表示されていない場合、クラス デザイナー ツール バーの [クラスの詳細ウィンドウ] をクリックします。
[クラスの詳細] ウィンドウのグリッドでフィールドの値を編集します。 各編集の後に Enter キーを押すか、Tab キーを押すなどして、編集したフィールドからフォーカスを移動します。 編集内容は、コードに即時に反映されます。
注意
メンバーの名前だけを変更する場合でも、埋め込み先での編集を使用して変更できます。
参照
処理手順
方法: [クラスの詳細] ウィンドウ (クラス デザイナー) を開く