[シンボル] ([オプション] ダイアログ ボックス - )
[シンボル] ページにアクセスするには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。 [オプション] ダイアログ ボックスで、[デバッグ] ノードを展開し、[シンボル] をクリックします。 このページを使って、以下の汎用的なデバッグ オプションを設定できます。
[シンボル ファイル (.pdb) の場所]
デバッガーがシンボル ファイルを検索する場所の一覧です。 この場所には、ディレクトリ、URL、共有、およびシンボル サーバーの場所が含まれます。 詳細については、「DBG ファイル」を参照してください (C++ を使用している場合)。この一覧に含まれる場所は、すべて既知の信頼できる場所である必要があります。 前述のセキュリティに関するメモで説明したように、信頼できない場所からシンボルを読み込むと悪影響が生じる可能性があります。
[Microsoft シンボル サーバー]
このオプションは、Microsoft パブリック シンボル サーバーからシンボルをダウンロードするために選択します。 Microsoft パブリック シンボル サーバーからダウンロードするには、インターネット接続が必要です。 詳細については、「方法 : シンボル サーバーを使用する」を参照してください。ソース サーバーを使用する場合、次の潜在的なセキュリティ上の脅威について考慮する必要があります。
アプリケーションの .pdb ファイルには、任意のコマンドを埋め込むことができます。 そのため、srcsrv.ini ファイルには、実行するコマンドのみを配置するようにします。 srcsvr.ini ファイルにないコマンドを実行しようとすると、確認のダイアログ ボックスが表示されます。 詳細については、「セキュリティ警告 : デバッガーは信頼されないコマンドを実行する必要があります」を参照してください。
コマンド パラメーターでは何も検証されないため、コマンドを信頼するときは注意してください。 たとえば、cmd.exe を信頼した場合、悪意のあるユーザーが危険な動作を実行するようにコマンドにパラメーターを指定する可能性があります。
[フォルダー アイコン ボタン]
このボタンをクリックすると、新しい場所が一覧に作成されます。["X" アイコン ボタン]
一覧の場所を選択してこのボタンをクリックすると、一覧からそのディレクトリが削除されます。[上向きの矢印アイコン ボタン]
一覧でディレクトリを選択してこのボタンをクリックすると、一覧の階層が 1 つ上に移動します。[下向きの矢印アイコン ボタン]
一覧のディレクトリを選択してこのボタンをクリックすると、一覧の階層が 1 つ下に移動します。[このディレクトリにシンボルをキャッシュ]
ローカル ディレクトリを使用すると、サーバーのシンボルを使用するときにデバッガーのパフォーマンスが向上します。 このディレクトリには、シンボル サーバーから取得したシステム ソフトウェアのシンボルが保持されます。 シンボルをキャッシュすることにより、ディスクの使用状況が向上します。 キャッシュは、インターネット上でシンボル サーバーを使用している場合に特に有効です。 リモート コンピューター上のプログラムをデバッグしている場合、キャッシュ ディレクトリは、リモート コンピューター上のディレクトリになります。…
このボタンを使用して、上記の項目で使用するディレクトリを参照および選択できるダイアログ ボックスを表示します。[すべてのシンボルを読み込む]
指定したすべての場所から即時にシンボルを読み込みます。[シンボル キャッシュを空にする]
[このディレクトリにシンボルをキャッシュ] で指定した場所のすべてのシンボル ファイルを削除します。 ディレクトリ自体も削除します。[除外されていないすべてのモジュール]
この設定は、モジュールが除外一覧に指定されない限り、シンボル ファイルの場所にあるすべてのモジュールのシンボルを読み込むために使用します。[除外されるモジュールの指定]
このリンクをクリックすると、シンボル ファイルの除外一覧を作成または変更できます。[指定したモジュールのみ]
この設定は、インクルード一覧に指定されたモジュールのみのシンボルを読み込むために使用します。[モジュールの指定]
このリンクをクリックすると、シンボル ファイルのインクルード一覧を作成または変更できます。