カスタム スタート ページ
Visual Studio のスタート ページは、Visual Studio のツール ウィンドウで実行される、WPF (Windows Presentation Foundation) の XAML (Extensible Application Markup Language) ページです。 [スタート ページ] ツール ウィンドウでは、Visual Studio の内部コマンドを実行できます。 Visual Studio の起動時には、現在の既定のスタート ページが表示されます。 サードパーティ製のスタート ページをインストールした場合、[オプション] ダイアログ ボックスを使用してそのページを既定のページに設定できます。
Visual Studio SDK をインストールすると、独自のカスタム スタート ページを作成できます。 詳細については、SDK のドキュメントの「Start Pages」を参照してください。
カスタム スタート ページのインストールと適用
拡張機能マネージャーの [オンライン ギャラリー] セクションを使用すると、カスタム スタート ページをインストールできます。 Web サイトやローカル イントラネット ページのカスタム スタート ページを含む .vsix ファイルを検索して開き、直接インストールすることもできます。または、スタート ページ ファイルをコピーして、自分のコンピューターの Documents\Visual Studio 2010\StartPages\ フォルダーに貼り付けてからインストールできます。
カスタム スタート ページを適用するには、[オプション] ダイアログ ボックスで選択します。 拡張機能マネージャーでインストールされたスタート ページは、[スタート ページのカスタマイズ] の一覧に、[InstalledExtension]<拡張機能名> として表示されます。 \StartPages フォルダーに置かれたスタート ページには、次の例に示すように、リスト エントリにファイル パスの一部が含まれます。
Documents\Visual Studio 2010\StartPages\StartPage.xaml
カスタム スタート ページを適用するには
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[オプション] ダイアログ ボックスの左ペインで [環境] ノードを展開し、[スタートアップ] をクリックします。
[スタート ページのカスタマイズ] の一覧で、使用するスタート ページを選択します。
この一覧には、ユーザーの Start Pages フォルダーに含まれるすべての .xaml ファイルと、StartPage という種類のインストール済み拡張機能が含まれています。
[OK] をクリックします。
トラブルシューティング
サードパーティ製スタート ページに含まれるエラーによって、Visual Studio がクラッシュする可能性があります。 クラッシュした場合は、Visual Studio コマンド プロンプトで次のように入力して、Visual Studio をセーフ モードで起動できます。
Devenv /SafeMode
これにより、不適切なスタート ページが読み込まれることがなくなります。 その後で、[オプション] ダイアログ ボックスに戻って、既定のスタート ページを使用するように Visual Studio をリセットできます。