CComSafeArray::Create
CComSafeArray を作成します。
HRESULT Create(
const SAFEARRAYBOUND * pBound,
UINT uDims = 1
);
HRESULT Create(
ULONG ulCount = 0,
LONG lLBound = 0
);
パラメーター
pBound
SAFEARRAYBOUND オブジェクトへのポインター。uDims
配列の次元数。ulCount
配列の要素数。lLBound
下限値。つまり、配列の最初の要素のインデックス。
戻り値
正常に終了した場合は、S_OK を返します。それ以外の場合は、エラーの HRESULT を返します。
解説
CComSafeArray オブジェクトは、既存の SAFEARRAYBOUND 構造体と次元数を指定して作成できます。または、配列の要素数と下限を指定することによって作成できます。 Visual C++ を使用して配列にアクセスする場合は、下限は 0 に指定してください。 ほかの言語を使用する場合は、下限に別の値を指定できます。たとえば、Visual Basic では範囲 -10 ~ 10 の要素の配列がサポートされます。
必要条件
**ヘッダー:**atlsafe.h