CDragListBox クラス
CDragListBox クラスは、Windows のリスト ボックスの機能に加えて、ユーザーがリスト ボックスの項目を移動できるようにします。移動できる項目は、リスト ボックス内のファイル名です。
class CDragListBox : public CListBox
解説
この機能を持つリスト ボックスを使用すると、ユーザーは最も便利な順番にリストの項目を並べ替えることができます。 既定では、リスト ボックスの項目はリスト内の新しい位置に移動します。 ただし、CDragListBox オブジェクトをカスタマイズして、項目を移動する代わりにコピーすることもできます。
CDragListBox クラスに関連付けられたリスト ボックス コントロールを LBS_SORT スタイルまたは LBS_MULTIPLESEL スタイルにすることはできません。 リスト ボックスのスタイルの詳細については、「リスト ボックス スタイル」を参照してください。
アプリケーションの既存のダイアログ ボックスでドラッグ リスト ボックスを使うには、ダイアログ エディターを使ってダイアログ テンプレートにリスト ボックス コントロールを追加します。その後、ダイアログ テンプレートに追加したリスト ボックス コントロールにメンバー変数を割り当てます。メンバー変数のカテゴリは Control に、変数の型は CDragListBox にします。
コントロールとメンバー変数の割り当ての詳細については、「ダイアログ コントロールのメンバー変数の定義」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxcmn.h
参照
処理手順
TSTCON サンプル:ActiveX コントロール テスト コンテナ