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方法: 値を返さないプロシージャを呼び出す (Visual Basic)

Sub プロシージャは、呼び出し元のコードに値を返しません。 このプロシージャは、スタンドアロンの呼び出しステートメントを使って明示的に呼び出す必要があります。 式の中で名前を指定するだけでは、呼び出すことができません。

呼び出しステートメントには、オプションで Call キーワードを使用できます。 このキーワードを使うとコードが読みやすくなるので、使用することをお勧めします。

Sub プロシージャを呼び出すには

  1. Call キーワードに続けて、Sub プロシージャの名前を指定した Call ステートメントを記述します。

  2. プロシージャ名の後に、引数リストを囲むためのかっこを記述します。 指定する引数がない場合は、かっこを省略することもできます。 しかし、かっこを使用した方がコードが読みやすくなります。

  3. かっこ内の引数リストに、引数をコンマで区切って指定します。 引数は、Sub プロシージャの対応するパラメーターの定義と同じ順序で指定する必要があります。

    Visual Basic の AppActivate 関数を呼び出して、アプリケーション ウィンドウをアクティブにする例を次に示します。 AppActivate は、唯一の引数としてウィンドウ タイトルを受け取ります。 呼び出し元のコードに値は返されません。 メモ帳のプロセスが実行中でない場合、この例は ArgumentException をスローします。 アプリケーションの実行に Shell プロシージャを使用していますが、指定されたパスにアプリケーションの実行プログラムが保存されていない場合は、アプリケーションを実行することはできません。

    Dim notepadID As Integer
    ' Activate a running Notepad process.
    AppActivate("Untitled - Notepad")
    ' AppActivate can also use the return value of the Shell function.
    ' Shell runs a new instance of Notepad.
    notepadID = Shell("C:\WINNT\NOTEPAD.EXE", AppWinStyle.NormalFocus)
    ' Activate the new instance of Notepad.  
    AppActivate(notepadID)
    

参照

処理手順

方法: プロシージャを作成する (Visual Basic)

方法: 値を返すプロシージャを呼び出す (Visual Basic)

方法 : Visual Basic でイベント ハンドラーを呼び出す

参照

Sub ステートメント (Visual Basic)

Shell

ArgumentException

概念

Visual Basic におけるプロシージャ

Sub プロシージャ (Visual Basic)

プロシージャのパラメーターと引数 (Visual Basic)