/out
出力ファイル名を設定します。
/out:filename
引数
- filename
コンパイラで作成される出力ファイルの名前。
解説
/out オプションは、出力ファイルの名前を指定します。 /out オプションの後には、1 つ以上のソース コード ファイルを指定できます。
出力ファイルの名前を指定しない場合は、次のように処理されます。
.exe の名前は、出力ファイルのビルドに使用された最初のソース コード ファイルの名前から付けられます。
.dll の名前は、出力ファイルのビルドに使用された最初のソース コード ファイルの名前から付けられます。
コマンド ラインでは、コンパイルに対して複数の出力ファイルを指定できます。 /out オプションの後に指定したすべてのソース コード ファイルがコンパイルされ、/out オプションに指定した出力ファイルが生成されます。
作成するファイルについて、フルネームと拡張子を指定します。 拡張子は、.exe または .dll にする必要があります。 /t:exe プロジェクトに対して .dll 拡張子を指定することもできます。
使用例
t2.js をコンパイルして出力ファイル t2.exe を作成し、t3.js をビルドして出力ファイル t3.exe を作成する例を次に示します。
jsc t2.js /out:t3.exe t3.js