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COleServerDoc::UpdateAllItems

ドキュメントが変更されたことをドキュメントに接続されているすべてのリンク アイテムに通知します。

void UpdateAllItems(
   COleServerItem* pSender,
   LPARAM lHint = 0L,
   CObject* pHint = NULL,
   DVASPECT nDrawAspect = DVASPECT_CONTENT 
);

パラメーター

  • pSender
    ドキュメントを変更するアイテムへのポインター。すべてのアイテムを更新するときは NULL を指定します。

  • lHint
    変更に関する情報を指定します。

  • pHint
    変更に関する情報が格納されているオブジェクトへのポインター。

  • nDrawAspect
    アイテムがどのように描画されるかを指定します。 これは、列挙子 DVASPECT の値です。 このパラメーターには、次のいずれかの値を指定できます。

    • DVASPECT_CONTENT   コンテナー内で埋め込みオブジェクトとして表示できる方法でアイテムを表します。

    • DVASPECT_THUMBNAIL   ブラウズ ツールで表示できる "略図" 表現でアイテムを描画します。

    • DVASPECT_ICON   アイテムをアイコンで表します。

    • DVASPECT_DOCPRINT   [ファイル] メニューの [印刷] コマンドを使って印刷した場合のようにアイテムを表します。

解説

一般的には、ユーザーがサーバー ドキュメントを変更した後この関数を呼び出します。 OLE アイテムが自動リンクでドキュメントにリンクされていると、アイテムは更新されて変更を反映します。 MFC ライブラリを使って記述されたコンテナー アプリケーションでは、COleClientItemOnChange メンバー関数が呼び出されます。

この関数は、通知したアイテムを除いたドキュメント アイテムのそれぞれの OnUpdate メンバー関数を pHint、lHint、nDrawAspect をパラメーターとして呼び出します。 ドキュメントに対して行われた変更についての情報をアイテムに渡すため、これらのパラメーターを使います。 lHint を使って情報のコード化ができます。または、変更についての情報を格納する CObject の派生クラスを定義し、pHint を使ってこのクラスのオブジェクトを渡すことができます。 アイテムのプレゼンテーションが変更されたかどうかによって各アイテムの更新を最適化するには、COleServerItem の派生クラスの OnUpdate メンバー関数をオーバーライドします。

必要条件

**ヘッダー:**afxole.h

参照

参照

COleServerDoc クラス

階層図

COleServerDoc::NotifyChanged

COleServerItem::OnUpdate

COleServerDoc::NotifySaved

COleClientItem::OnChange

その他の技術情報

COleServerDoc のメンバー