CContainedWindowT::CContainedWindowT

[アーティクル]
08/09/2011

コンストラクターは、データメンバーを初期化します。

CContainedWindowT(
   LPTSTR lpszClassName,
   CMessageMap* pObject,
   DWORD dwMsgMapID = 0 
);
CContainedWindowT( CMessageMap* pObject, DWORD dwMsgMapID = 0 )
CContainedWindowT( );

パラメーター

lpszClassName
[入力] コンテナー内のウィンドウの基となる既存のウィンドウクラスの名前。
pObject
[入力] メッセージマップを宣言するコンテナーオブジェクトへのポインター。このオブジェクトのクラスは、CMessageMap から派生したものである必要があります。
dwMsgMapID
[入力] コンテナー内のウィンドウのメッセージを処理するメッセージマップを識別する値。既定値は 0 で、BEGIN_MSG_MAP で宣言された既定のメッセージマップを指定します。 ALT_MSG_MAP(msgMapID) で宣言された代替メッセージマップを使うには、msgMapID を渡します。

解説

Create を使って新しいウィンドウを作成する場合は、パラメーター lpszClassName の値として既存のウィンドウクラスの名前を渡す必要があります。例については、「CContainedWindow の概要」を参照してください。

次の 3 つのコンストラクターがあります。

3 つの引数を取るコンストラクター。通常、このコンストラクターを呼び出します。
2 つの引数を取るコンストラクター。TBase::GetWndClassName で取得したクラス名を使用します。
引数を取らないコンストラクター。引数を後で指定するときに使用します。後で Create を呼び出すときに、ウィンドウクラス名、メッセージマップオブジェクト、およびメッセージマップ ID を指定する必要があります。

SubclassWindow を使って既存のウィンドウをサブクラス化する場合は、lpszClassName の値は使われません。したがって、このパラメーターの値として NULL を渡します。