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CDC::DeleteDC

一般的には、この関数を呼び出さずに、デストラクターを使います。

BOOL DeleteDC( );

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

DeleteDC メンバー関数は、現在の CDC オブジェクトの m_hDC に関連付けられた Windows のデバイス コンテキストを削除します。 この CDC オブジェクトが与えられたデバイスの最後のデバイス コンテキストのときは、そのことをデバイスに通知し、そのデバイスのために使われていたすべてのメモリ領域とシステム リソースを解放します。

オブジェクトがデバイス コンテキストに選択されているときは、アプリケーションから DeleteDC は呼び出さないでください。 オブジェクトは、デバイス コンテキストからの選択を解除した後で切り離します。

アプリケーションは、CWnd::GetDC 関数を呼び出して得たデバイス コンテキストのハンドルを削除することはできません。 代わりに、デバイス コンテキストを解放するには CWnd::ReleaseDC を呼び出す必要があります。 CClientDCCWindowDC クラスはこの機能をラップしています。

DeleteDC 関数は、一般的に CreateDCCreateICCreateCompatibleDC で作成されたデバイス コンテキストの削除に使います。

使用例

CPrintDialog::GetPrinterDC」の例を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CDC クラス

階層図

CDC::CDC

DeleteDC

CDC::CreateDC

CDC::CreateIC

CDC::CreateCompatibleDC

CWnd::GetDC

CWnd::ReleaseDC

その他の技術情報

CDC のメンバー