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エラー

エラー メッセージは、スクリプトの予期しない結果や動作をトラブルシューティングする場合に役立ちます。

エラーの種類

JScript ステートメントが構文規則に違反していると、構文エラーが発生します。 スクリプトの実行中にはランタイム エラーが発生します。

構文エラー

JScript 構文エラーは、JScript ステートメントの構造が JScript スクリプト言語の文法規則に違反した場合に発生します。 JScript 構文エラーは、プログラム実行前のコンパイル時に発生します。

ランタイム エラー

JScript 実行時エラーは、JScript のスクリプトがシステムで処理されない動作を実行しようとした場合に発生します。 JScript 実行時エラーは、スクリプトの実行中に変数の式が評価され、メモリが動的に割り当てられるときに発生します。

エラーのキャッチ

ランタイム エラーは、JScript プログラムでキャッチして調べることができます。 エラーを生成するコードを try ブロックで囲むと、そのエラーを catch ブロックでキャッチできます。

JScript がスローするエラーは Error オブジェクトです。 キャッチされた Error オブジェクトのエラー番号とメッセージをプログラムで表示して、エラーを識別できます。

エラーがキャッチされない場合、スクリプトは終了します。

JScript コードでは、throw ステートメントを使用して、Error オブジェクトを含む任意のデータ型のカスタム エラーを生成できます。

参照

その他の技術情報

JScript リファレンス