インターフェイスの実装
インターフェイスを実装するには、プロジェクトを ATL COM アプリケーションまたは ATL サポートを持つ MFC アプリケーションとして作成しておく必要があります。 ATL プロジェクト ウィザードを使用して ATL アプリケーションを作成するか、または MFC アプリケーションに ATL オブジェクトを追加して MFC アプリケーション用の ATL サポートを実装できます。
プロジェクトを作成したら、インターフェイスを実装するために、まず ATL オブジェクトを追加します。 オブジェクトを ATL プロジェクトに追加するウィザードの一覧については、「ATL プロジェクトへのオブジェクトとコントロールの追加」を参照してください。
注意
このウィザードでは、ATL ダイアログ、ATL を使用する XML Web サービス、パフォーマンス オブジェクト、およびパフォーマンス カウンターはサポートされていません。
ATL コントロールを追加する場合は、atlcom.h で定義されており、ウィザードの [インターフェイス] ページにある既定のインターフェイスを実装するかどうかを指定できます。
オブジェクトまたはコントロールを追加したら、インターフェイス実装ウィザードを使用して、利用できるタイプ ライブラリ内のその他のインターフェイスを実装できます。
新しいインターフェイスは、プロジェクトの .idl ファイルに手動で追加する必要があります。 詳細については、「ATL プロジェクトでの新しいインターフェイスの追加」を参照してください。
インターフェイスを実装するには
クラス ビューで、ATL オブジェクトのクラス名を右クリックします。
ショートカット メニューの [追加] をクリックしてから、[インターフェイスの実装] をクリックしてインターフェイス実装ウィザードを表示します。
実装するインターフェイスを該当するタイプ ライブラリから選択し、[完了] をクリックします。
クラス ビューで、オブジェクトの [ベースとインターフェイス] ノードを展開して実装したインターフェイスを表示し、さらにインターフェイスのノードを展開して使用できるプロパティ、メソッド、およびイベントを表示します。
注意
オブジェクト ブラウザーは、インターフェイスのメンバーを確認するために使用することもできます。