次の方法で共有


AfxSetAllocHook

各メモリ ブロックが割り当てられる前に指定した関数が呼び出されるようにフックを設定します。

AFX_ALLOC_HOOK AfxSetAllocHook(
   AFX_ALLOC_HOOK pfnAllocHook 
); 

パラメーター

  • pfnAllocHook
    呼び出す関数の名前を指定します。 割り当て関数のプロトタイプについては、「解説」を参照してください。

戻り値

割り当てを許可できる場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

Microsoft Foundation Class ライブラリのデバッグ用のメモリ アロケーターは、ユーザーが定義したフック関数を呼び出してメモリの割り当てを監視したり、割り当てが許可されるかの制御ができます。 割り当て用のフック関数のプロトタイプは次のようになります。

BOOL AFXAPI AllocHook( size_t nSize**,** BOOL bObject**,** LONG lRequestNumber );

  • nSize
    割り当てようとするメモリのサイズ。

  • bObject
    CObject 派生オブジェクトを割り当てようとするときは TRUE を、それ以外は FALSE を指定します。

  • lRequestNumber
    メモリ割り当てのシーケンス番号。

AFXAPI の呼び出し規約では、呼び出し先がパラメーターをスタックから削除する必要があります。

必要条件

**ヘッダー:**afx.h

参照

参照

AfxMessageBox

概念

MFC マクロとグローバル