次の方法で共有


MFC と ATL で共有されるクラス

更新 : 2007 年 11 月

MFC と ATL で共有されるクラスを次の表に示します。

クラス

説明

ヘッダー ファイル

CFileTime

ファイルに関連付けられた日付と時刻の値を管理するメソッドが用意されています。

atltime.h

CFileTimeSpan

ファイルに関連付けられた日付と時刻の相対的な値を管理するメソッドが用意されています。

atltime.h

CFixedStringT

固定された文字バッファを持つ文字列オブジェクトを表します。

cstringt.h

CImage

ビットマップの拡張サポートを提供するクラスです。たとえば、JPEG、GIF、BMP、PNG (Portable Network Graphics) 形式のイメージの読み込みや保存などができます。

atlimage.h

COleDateTime

OLE オートメーションで使用される DATE データ型がカプセル化されています。

atlcomtime.h

COleDateTimeSpan

相対時間、つまりある期間を表します。

atlcomtime.h

CPoint

Windows の POINT 構造体と似ていて、CPoint オブジェクトや POINT 構造体を操作するメンバ関数を持ちます。

atltypes.h

CRect

Windows の RECT 構造体と似ていて、CRect オブジェクトや RECT 構造体を操作するメンバ関数を持ちます。

atltypes.h

CSimpleStringT

CSimpleStringT オブジェクトを表します。

atlsimpstr.h

CSize

Windows の SIZE 構造体と似ていて、相対座標や位置を実装します。

atltypes.h

CStrBufT

既存の CStringT オブジェクトでの GetBuffer 呼び出しおよび ReleaseBuffer 呼び出しのための、自動リソース クリーンアップ機能が用意されています。

atlsimpstr.h

CStringData

文字列オブジェクトのデータを表します。

atlsimpstr.h

CStringT

CStringT オブジェクトを表します。

cstringt.h (MFC に依存する)
 atlstr.h (MFC に依存しない)

CTime

絶対時刻と絶対日付を表します。

atltime.h

CTimeSpan

ある期間内の秒数として内部的に格納される、時間の量を表します。

atltime.h

IAtlStringMgr

CStringT メモリ マネージャへのインターフェイスを表します。

atlsimpstr.h

参照

その他の技術情報

ATL/MFC の共有クラス