メモリ管理 : サイズ変更可能なメモリ ブロック
更新 : 2007 年 11 月
「メモリ管理 : 例」で説明した new 演算子と delete 演算子は、固定サイズのメモリ ブロックとオブジェクトの割り当ておよび解放に適しています。しかし、サイズ変更可能なメモリ ブロックがアプリケーションで必要になることもあります。サイズ変更可能なメモリ ブロックをヒープ上で管理するには、標準 C ランタイム ライブラリ関数の malloc、realloc、および free を使う必要があります。
重要 : |
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MFC のデバッグ バージョンでは、これらのサイズ変更可能なメモリを割り当てる関数と new 演算子および delete 演算子とが同じメモリ ブロックに混在していると、メモリが破損する可能性があります。また、new を使って割り当てたメモリ ブロックに対しては realloc を使えません。同じように、new を使って割り当てたメモリは free では解放できません。また、malloc を使って割り当てたメモリ ブロックは delete では解放できません。 |