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CRecordset::MoveNext

更新 : 2007 年 11 月

現在のレコードを次の行セットの先頭レコードに位置付けます。

void MoveNext( );

解説

バルク行フェッチを実装していない場合、レコードセットのサイズは 1 となり、MoveNext は単純に次のレコードへ移動します。

z9t2b0y9.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

レコードセット内を移動するときに、削除したレコードをスキップすることはできません。詳細については、IsDeleted メンバ関数を参照してください。

z9t2b0y9.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

レコードセットにレコードが存在しない場合は、Move 関数のいずれかを呼び出すと例外がスローされます。レコードセットにレコードが存在するかどうかを調べるには、IsBOFIsEOF を呼び出します。

z9t2b0y9.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

MoveNext を呼び出す前に IsEOF を呼び出すことをお勧めします。たとえば、レコードセットの最後を越えてスクロールした場合、IsEOF は 0 以外を返し、それ以降の MoveNext の呼び出しでは例外がスローされます。

z9t2b0y9.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

現在のレコードを更新または追加しているときに、現在のレコードセットを移動する関数を呼び出すと、警告なしに更新が破棄されます。

レコードセットの移動の詳細については、「レコードセット : ブックマークと絶対位置 (ODBC)」と「レコードセット : スクロール (ODBC)」を参照してください。バルク行フェッチの詳細については、「レコードセット : バルク行フェッチ (ODBC)」を参照してください。

例外

このメソッドは、CDBException* 型の例外と CMemoryException* 型の例外をスローできます。

使用例

CRecordset::IsBOF」の例を参照してください。

必要条件

ヘッダー : afxdb.h

参照

参照

CRecordset クラス

階層図

CRecordset::Move

CRecordset::MovePrev

CRecordset::MoveFirst

CRecordset::MoveLast

CRecordset::IsBOF

CRecordset::IsEOF

その他の技術情報

CRecordset のメンバ