CA2AEX クラス
更新 : 2007 年 11 月
このクラスは、文字列変換マクロ CA2TEX と CT2AEX、および typedef CA2A で使用されます。
template<
int t_nBufferLength = 128
>
class CA2AEX
パラメータ
- t_nBufferLength
変換プロセスで使用するバッファのサイズ。既定の長さは 128 バイトです。
解説
機能を拡張しない場合、コードでは CA2TEX、CT2AEX、または CA2A を使用してください。
このクラスには、変換結果を格納するための、固定サイズの静的バッファが設定されています。結果のサイズが大きすぎて静的バッファに格納できない場合、クラスは malloc を使用してメモリを割り当て、オブジェクトがスコープ外に出たときにメモリを解放します。このため、以前のバージョンの ATL で使用されていたテキスト変換マクロとは異なり、このクラスをループで使用しても安全です。また、スタックをオーバーフローすることもありません。
クラスがヒープ メモリの割り当てに失敗した場合、クラスは引数 E_OUTOFMEMORY を指定して AtlThrow を呼び出します。
既定では、ATL の変換クラスおよびマクロは、現在のスレッドの ANSI コード ページを使用して変換を行います。
次の各マクロは、このクラスに基づいています。
CA2TEX
CT2AEX
次の typedef は、このクラスに基づいています。
- CA2A
これらのテキスト変換マクロについては、「ATL と MFC の文字列変換マクロ」を参照してください。
使用例
これらの文字列変換マクロの使用例については、「ATL と MFC の文字列変換マクロ」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atlconv.h