方法 : Windows フォーム DataGridView コントロールの編集モードを指定する
更新 : 2007 年 11 月
既定では、ユーザーが現在の DataGridView テキスト ボックス セルの内容を編集するには、セル内に入力するか、F2 キーを押します。次の条件をすべて満たしている場合は、この操作によって、セルは編集モードになります。
基になるデータ ソースが編集をサポートしている。
DataGridView コントロールが有効である。
EditMode プロパティ値が EditProgrammatically ではない。
セル、行、列、およびコントロールの ReadOnly プロパティがすべて false に設定されている。
編集モードでは、ユーザーはセルの値を変更し、Enter キーを押して変更をコミットしたり、Esc キーを押してセルの値を元に戻したりできます。
現在のセルになったときにすぐに編集モードになるように DataGridView コントロールを構成できます。この場合、Enter キーと Esc キーの動作は変更されませんが、値をコミットした後や元に戻した後も、セルは編集モードのままです。ユーザーがセル内に入力した場合や、F2 キーを押した場合にのみ、セルが編集モードになるようにコントロールを構成することもできます。また、BeginEdit メソッドを呼び出す場合を除き、セルが編集モードにならないように構成することもできます。
DataGridView コントロールの編集モードを変更するには
DataGridView.EditMode プロパティに適切な DataGridViewEditMode 列挙値を設定します。
Me.dataGridView1.EditMode = DataGridViewEditMode.EditOnEnter
this.dataGridView1.EditMode = DataGridViewEditMode.EditOnEnter;
コードのコンパイル方法
この例で必要な要素は次のとおりです。
dataGridView1 という名前の DataGridView コントロール。
System アセンブリおよび System.Windows.Forms アセンブリへの参照。