インクリメント演算子 (++)、デクリメント演算子 (--)
更新 : 2007 年 11 月
変数の値をインクリメント (1 だけ増加) またはデクリメント (1 だけ減少) します。
//prefix syntax
++variable
--variable
//postfix syntax
variable++
variable--
引数
- variable
任意の数値変数を指定します。
解説
インクリメント演算子およびデクリメント演算子は、変数の値を修正したり、値にアクセスする処理を簡単にするための演算子です。どちらの演算子も、前置構文または後置構文で使用できます。
If |
等価な演算 |
戻り値 |
---|---|---|
++variable |
variable += 1 |
インクリメントした後の variable の値 |
variable++ |
variable += 1 |
インクリメントする前の variable の値 |
--variable |
variable -= 1 |
デクリメントした後の variable の値 |
variable-- |
variable -= 1 |
デクリメントする前の variable の値 |
使用例
次の例は、++ 演算子の前置構文と後置構文の違いを示しています。
// Example of prefix increment operator
var j1 : int = 2;
var k1 : int;
k1 = ++j1; // k1 is 3, the value of j1 after incrementing
// Example of postfix increment operator
var j2 : int = 2;
var k2 : int;
k2 = j2++; // k2 is 2, the value of j2 before incrementing